離婚が脳裏をよぎったら

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考察してみた 〜不倫夫と親友に子供を奪われた件〜



 

 

 

◆考察してみたシリーズについて

 

 

ネットで見かけた話や友人の話などについて、私の実体験や見分に基づく感想を書いていきます。

 

個別具体的な案件については弁護士など専門家にご相談ください。

 

 

※読者様からのご相談には応じられません。

 

 

 

 

 

 

◆〜不倫夫と親友に子供を奪われた件〜

 

 

 

良く見るチャンネルで偶然知った人怖なお話。(2話目)

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=1GRk9OkGyl4&t=174s

 

 

好井まさおの怪談を浴びる会

 

【水溜りボンド トミー】⚠️ド級ヒトコワ⚠️ 今、ご自身が事件に巻き込まれている現状を語って下さいました

 

 

 

 

 

ざっくりまとめると、

 

夫の不倫に悩んだ投稿者が、一時的に子供を親友に預ける

 

→いつまでも事態が好転しない、親友が子供を自分の子のようにしてSNSに投稿を始める

 

→親友に対しても違和感、ストレスを感じ始める

 

→離婚調停?で夫側証人として親友が

「稿者は育児放棄していた」と主張。SNSを証拠として提出

 

→親権は不倫夫になる

 

→後日、親友宅の近くに夫と子供が引っ越す

 

 

 

というものでした。

 

 

夫も親友も怖すぎるのは言うまでもありませんが、個人的に気になった点をちらほら書いていきます。

 

 

 

 

  • SNSが証拠として認められた。

 

 

保育園の連絡帳など、一般的に第三者がチェックしているものだと偽造できないので証拠能力が高いとされています。

 

SNSって加工や生成AIだらけなのにそんな簡単に信じていいの?

 

この話だって、やんわり誘拐した子供をかわいがってるアピしてるに過ぎないのに。それを育児とみなすのか?

 

 

 

 

ちなみに養育費は「請求時点」からしか支払われず、SNSも可みたいな記事多いけど、実際私は婚費調停で認められんかったぞ!怒

 

 

LINEで請求したのが一番古い記録ですが、内容証明郵便か調停申立て時でないとダメだって却下されたのに。

 

 

この証拠の採用基準、調査員・裁判官の感性に頼り過ぎじゃない?

 

もっと誰もが納得する証拠のランク付け整備して欲しいんだけど。

 

 

 

  • 調査官仕事しろ。 報告書にはなんて書いてある??

 

 

親権争いがあるなら調査官が参加してるはずですが、一体どんな調査が行われて、調査報告書はどんな内容だったのでしょう?

 

投稿者もちゃんと調査依頼したり、報告書が事実と違うなら反対書面を出すなり適切に対応していたのか??(報告書が出る前の対応が基本です)

 

 

 

  • 調停員に真実は見抜けない

 

 

調停員が全然機能してないせいで、この子は私が危惧してやまないシンデレラ状態になってしまわれた(お話は男の子でしたけど)

 

 

親友じゃなくて実家だったら1か月療養で子供預けることだって場合によっちゃあるんじゃない? って私は思うけどな。

 

 

不倫に悩んで育児できなかったなら、離婚しちゃえば問題なくなるし。

 

調停してる数カ月様子みて、問題なさそうなら親権母でいいと思う。親友がずっと子供返さないなら、誘拐を主張することもできたのに。

 

 

 

  • 面会交流はどうなった??

 

 

触れられてないけど、面会交流は出来てるのか?

 

投稿者は育児放棄誇張されたけど、暴力はしてないからさすがに面会交流無しにはされていないはず。

 

ちゃんと面会できてないなら面会交流調停を申し出るべきだし、それでもだめなら間接強制からの親権移行の申立てとか、まだ子供救出するチャンスはあるのに、怪談投稿してる場合じゃなくない??

 

 

 

  • 専門家に頼るまでの判断が遅すぎる

 

 

ここまで惨敗してるからには、この投稿者は弁護士つけなかったのでは?

 

相手が自分の知識より上、すぐに追いつくのは無理だと判断するのが遅すぎたんだと思います。

 

離婚をけしかけたのは相手からということから考えても、向こうはとうに準備ができていたのでしょう。

 

 

投稿者は向こうの計画を知らなかったとはいえ、さすがに親友が夫側についた時点で、弁護士つけるべきだった。

 

弁護士相手だと急に態度変わる調停員だっているのにね。

 

 

そもそも何カ月も病むくらいなら、探偵雇って証拠抑えればいいのに。

 

帰宅時間遅れるとか、ある程度時間と場所特定できてるんだから、料金だってさほどかからないだろうし。

 

 

俯瞰して見れば、不貞がある夫側が離婚申し出ても離婚拒否だってできるし(婚費もらって

別居しつづけてればいいだけ)、親権も取れる可能性あるのに、結果惨敗してる・・・

 

 

 

法テラスでも分割でもいいから、専門家に依頼してたら、ここまでの状況にはならなかったでしょう。

 

 

 

  • まとめ

 

 

本来自分有利な条件でも、無知と判断の狂いによってここまで惨敗することがあるのか・・・と衝撃でした。

 

 

ヤバすぎる奴を伴侶に選んで大失敗した私が言うのもなんですが、自分の判断に自信があってもなくても、信頼できる専門家は見繕っておくといいんじゃないかなと思います。

 

 

 

【第1回】養育費アップ術!〜損しない金額の求め方〜



 

離婚する際、大きな障壁となるのが金銭面。

 

不貞などの慰謝料は高くても300万程度であるのに対し、養育費は総額1000万以上にもなることもあり、高額です。

 

さらに10数年に渡り分割払いとなるため、未払いが起きないよう慎重な対応が求められます。

 

 

今回は養育費について。

 

とりわけ養育費をもらう側の立場に立って、養育費を限界まで引き上げる方法、いくらで妥協するかなどついて3パートに分けて解説します。

 

【第1回】の今回は、養育費そのものについての説明です。

参考リンクが大量ですが、急ぎの方はざっと本記事だけ読めば概略はつかめるはずです。

 

 

作戦だけ知りたい方は【第2回】へ飛んでください。

 

 

◆養育費とは? 知っておくべきポイント

 

 

Q1 養育費とは何ですか。
(A)
 養育費とは,子どもの監護や教育のために必要な費用のことをいいます。一般的には,子どもが経済的・社会的に自立するまでに要する費用を意味し,衣食住に必要な経費,教育費,医療費などがこれに当たります。
 子どもを監護している親は,他方の親から養育費を受け取ることができます。
 なお,離婚によって親権者でなくなった親であっても,子どもの親であることに変わりはありませんので,親として養育費の支払義務を負います。

 

 

 

《参考》法務省 https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00016.html

 

 

養育費は「子供のため」の権利です。

 

しかし請求が同居親→別居親になるので、なんか複雑に見えちゃいます。

 

さらにややこしい事を言うと、養育費とは別に「扶養料」なるものがあります。

 

扶養料は「子供自身」の権利です。

 

扶養を受ける権利は、子供本人の権利ですので、親が勝手に放棄できるものではありません。

したがって、離婚する際に父母間で養育費なしの合意をしていても、子供から親に対して直接扶養料を請求できます。

 

 

とのこと。

 

《参考》

・離婚時の養育費なしとする合意は有効か?養育費と扶養料の違いについて

https://www.dun-laoghaire.com/youikuhi/youikuhi-nashi/

 

・離婚後の養育費無しの請求は有効?養育費と扶養料との違い

https://agoora.co.jp/rikon/basic/claim-without-child-support.html

・扶養義務者とは?範囲や負っている義務の内容や対象者の範囲を解説

https://chester-tax.com/academy/blog/souzoku-other/dependents-obliged-2786

 

 

 

他に養育費の特徴で知っておいて欲しいのが、

 

①基本的に遡り請求はできない

②時効がある

点です。

 

①基本的に遡り請求はできない

 

 

 

養育費の支払い義務が発生するのは、養育費を請求したことが客観的に明らかとなったときと考えられます。

 

具体的には以下のような場合です。

 

・養育費を内容証明郵便によって請求した(弁護士名が望ましい)

・調停を申し立てた

 

 

《参考》養育費はいつまで請求できる?離婚に強い弁護士がポイントを解説

https://www.daylight-law.jp/divorce/50003/when/

 

例外もあるようですが、遡っての請求はなかなかに難しそうです。詳細は参考リンクをご覧ください。

 

また個人的に注意して欲しいと思っているのが、メールやSNSは証拠として認められるか否かという点。

 

過去分の養育費は遡って請求できない

 

過去に遡って養育費を請求することは、基本的に認められていません。

 

話し合いによって相手が任意で支払いに応じてくれればよいですが、そうでない場合は、相手に直接養育費を請求したときあるいは養育費請求調停を申し立てたときからの養育費の支払いしか認められないのが一般的です。

 

なお、調停の申立てよりも以前に直接相手に養育費を請求していた場合、その内容や日付を確定できるメールやLINEなどの証拠があれば、その日まで遡って養育費の請求が認められる可能性があります。

 

 

《参考》離婚後に養育費を請求できる?方法や時効などの注意点を解説

https://www.avance-lg.com/customer_contents/rikon/rikonngo-youikuhi-seikyuu/

 

 

メールやSNSも証拠になる可能性があると、他の弁護士監修記事でも見かけたので、私ももしかしたらいけるかも・・・と思っていたのですが、ダメでした。(正確には養育費ではなく婚姻費用で)

 

生活費を請求したことが明らかなLINEのスクショを証拠として提出しましたが、結局、調停申し立ての書類を送った翌月からしか認めてもらえませんでした。

 

メールやSNSが証拠になると過信するのは禁物だと思います。

 

 

②時効がある

 

養育費の請求には「時効」があり、未払いがあっても基本的に発覚したら早めに行動するのがポイントです。

離婚時に養育費の取り決めをしていて、未払いとなっている場合には次のとおり時効が定められています。

 

養育費の時効は、「5年」または「10年」が基本です。

これらの期間を過ぎると、未払いの養育費があっても相手に請求するのは難しくなります。そのため、支払いが滞り始めたら早めに対処するのがポイントです。

 

 

《参考》

・養育費は遡って支払ってもらえる?請求のコツと問題点を解説

https://www.daylight-law.jp/divorce/qa/qa49/

・養育費をあとから請求できるか。過去分を遡って請求することの可否

https://hibiki001.com/rikon01/?p=681

・弁護士解説┃離婚後など、あとからの養育費請求は可能!養育費請求の具体的な方法を解説

https://horizonlaw.jp/contents/387/

・離婚後に養育費を請求できる?方法や時効などの注意点を解説

https://www.avance-lg.com/customer_contents/rikon/rikonngo-youikuhi-seikyuu/

・【認知による扶養義務・請求権の発生(遡及効・時間制限・相続・家裁の手続)】

https://www.mc-law.jp/rikon/21407/

・養育費の時効は基本5年!止める方法、過ぎた場合についても解説

https://www.dun-laoghaire.com/youikuhi/jikou/

 

 

 

◆養育費の取り決め方

 

養育費はどのように、いくらに決まるのでしょうか?

 

Q3 養育費の金額はどのように決めればよいのですか。
(A)
 基本的には話し合って決めることになりますが,その際には,東京及び大阪の家庭裁判所の裁判官による研究報告である「算定表」 (裁判所のサイトに移動します。)が参考になります。
 もっとも,養育費は,個別具体的な事案に応じて決められるものですから,「算定表」が絶対的な基準というわけではありません。

 

 

 

《参考》法務省 https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00016.html

 

こちらも法務省のサイトにあるように、権利者(養育費もらう側)と義務者(養育費支払う側)、双方が納得していればいくらでもいいです。

 

しかしながら、裁判所の出している算定表があります。

 

協議、調停では権利者と義務者のどちらかはこの算定表を元に話し合いを進めようとするでしょうし、よほどの事情がなければ審判や訴訟になれば算定表の金額になるそうです。

 

じゃあその“事情”って??

 

とある弁護士に聞いた例で言うなら、住居費を払ってる人と実際に住んでる人が異なるなどです。

 

 

◆養育費の最高・最低

 

養育費の基本が分かったところで、次は「勝敗」の判定について考えてみましょう。

 

早速ですが、養育費の金額について、双方譲らず話が進まない場面を想像してください。


この時あなたにとっての最高の結果と最低な結果は何でしょうか?



最高→自分の希望額に決まる

 

最悪→相手の希望額に決まる

 

でしょうか?

 

 

いいえ、違います。

 

 

最高→「協議または調停で」自分の希望額に決まる

 

最悪→「訴訟」まで進んだのに相手の希望額に決まる

 

です。

 

 

注目すべきは、最高と最悪では離婚のステージ(協議・調停、裁判)が変わるところです。

 

先ほど説明したように、協議や調停の段階では自由に金額を決められるのに対し、裁判(離婚訴訟)では算定表に従い養育費が決まります。

 

「諸般の事情を考慮する」との但し書きはあっても、どの弁護士も口をそろえて、算定表からの大幅な増減はありえないと言います。

 

ですから審判・訴訟においては算定表通りになることを前提に私は作戦を組みました。

 

 

また、裁判では弁護士費用も考慮する必要があります。

 

協議・調停は弁護士無しでも問題ありませんが、裁判は形式に則った書類を作成しなければならないことなどもあり、自力での対応は大変と思われます。

 

仮に本人訴訟できたとしても、時間の制約は発生します。

 

一般的に裁判まで進むと離婚まで半年以上かかるそうです。

 

この時間の制約はうまく使えば交渉に有利にもなるので、続きをご覧ください。

 

 

《参考》離婚裁判にかかる期間の平均は半年~2年|長引く原因と対策

https://www.dun-laoghaire.com/saibanrikon/period/



◆まとめ

 

一旦まとめです。

 

①離婚のステージと算定表に注目すべし

②裁判は弁護士費用がかかる

③裁判は半年以上かかる

 

 

これらを踏まえ、最高の結果→「協議または調停で」自分の希望額に決まる を目指します。

 

そのための代表的な作戦は【第2回】で解説します。

 

 

弁護士27人 問い合わせの詳細



 

 

今回は  

 

hyssopustan.hatenablog.com

 

 

で紹介した生データを公開したいと思います。

 

 

弁護士探しをする上での注意点なども、当時のイライラを交えつつご紹介致します(笑)

 

 

 

 

◆弁護士検索について

 

 

私は弁護士ドットコムだけを使いましたが、弁ナビ・弁護士サーチなど、弁護士が検索できるサイトは他にもあります。

 

弁護士ドットコムが特別優れてるわけではないし、複数のサイトに登録してる弁護士もいます。

 

 

ただ、複数のサイトを併用するのは管理上面倒なので、どこでもいいから1か所の検索サイトに絞るのがいいとは思います。

 

 

 

◆弁護士ドットコムを使っての感想・注意点

 

 

・弁護士の得意分野かどうかに関係なく、離婚案件も取り扱ってれば検索でヒットしてしまうので、正確な絞り込みが不可能。

 

・50件までしかお気に入り登録できない。検索機能が大して機能してないので、とりあせず離婚でヒットした人をお気に入りに追加していくと枠が足りなくなる。

 

・問い合わせしても連絡が来なかったり予約が埋まっていたりで空振りすることがあるので、同じ質問を複数人に送っておいた方がいい。

 

・問い合わせボタンを押すと、問い合わせ先が弁護士個人になるパターンと、その弁護士が所属する事務所になるパターンがある。 弁護士側の設定次第?

 

・問い合わせした弁護士名や日時等は自分の登録したメールアドレスに自動で転送される。でも問い合わせ内容は転送されないので注意。

 

・問い合わせた履歴はマイページ等に残らない。

 

 

・実際に相談できたら、相談した内容だけでなく弁護士の名前・評価・印象等もメモしておくと、後で依頼する時に役立つ。

 

・名前が似てる事務所も結構あった。間違いに注意。

 

 

◆問い合わせ結果一覧

 

【1人目】 

全国展開してる事務所に問い合わせ→割り振られた弁護士に電話相談。たぶんおばちゃん弁護士。早口。

右も左も分からない頃に助言してもらい、今となってはすごい的確だったのが分かります。

婚費に関する小技や、別居婚から同居するかどうかの大事な判断についても聞けて助かりました。

 

 

【2人目】 

弁護士ドットコムから問い合わせ→連絡なし。

地元の弁護士事務所の無料相談枠を減らしたくないと思い、東京の弁護士(1か所だけの事務所)にオンラインor電話相談できるか聞いてみたけど連絡ありませんでした。

 

 

【3人目】

弁護士ドットコムから全国展開してる事務所代表の弁護士に問い合わせ→支店の弁護士が担当すると言われれる→支店の弁護士に電話相談。

 

たぶん若い男性。話しやすい方。

離婚案件は幾つも担当なさって、モラハラ案件もあったそう。

その後他の弁護士から言われたこととも一致するので大部分のことは知ってた模様。でも【1人目】の弁護士が教えてくれた婚費の小技は知りませんでした。

(質問したら、そういうこともできるのか、と感心されてた様子だったので。)

 

プロフィールを調べると、専門は金融関係と記載あり。(現在は退社されているのか事務所の弁護士一覧から名前が消えてました)

 

専門が違うと知らんこともあるんだと知った事例。

 

 

【4人目】

 弁護士ドットコムから東京の弁護士事務所に問い合わせ→すぐに電話きた(気づかなかった)→メールが入ってた→電話相談。

 

レスポンス早い。

30代に見える女性弁護士。

ヒスってる感じ。

 

現在担当してる案件(養育費支払う側の弁護)を例に出し、感情もろ出しでこちらの言い分を否定してくる。

八つ当たりに近い感じだったのでは?

 

突然話し始めて説明も雑。先の見通しや相談時間何分か言わない。こちらの不安解消できるような説明は無い。

 

この人には依頼しないと即決するくらいにはヒスってました。

 

 

【5人目】 

弁護士ドットコムから弁護士に問い合わせ→初回でも電話相談は有料。来所だと初回無料になるとのこと。→キャンセルさせてもらいました。

 

地方に2か所ある事務所。検事経験のある女性弁護士がいたので問い合わせてみたのですが、一旦キャンセル。

 

検事や裁判官は弁護士の中でも優秀と聞いたことがありますが、今は離婚関連の現場感覚がある弁護士に依頼した方がいいなと思ってます。

 

 

【6人目】

弁護士ドットコムから地元にある事務所の代表弁護士に問い合わせ→連絡無し。

 

 

【7人目】

弁護士ドットコムから地元の個人事務所の弁護士に問い合わせ→電話相談。

 

親切丁寧。話しやすい。男性。年齢不明。

7人目までで総合的に一番良いなと思える方でしたが、依頼するか決め手に欠ける面も。

いつのまにか弁護士ドットコムから名前も消えてしまっていました。

 

 

【8人目】

ブログから問い合わせ→返信無し

 

Twitterで見つけた弁護士アカウント。そこからブログへ。

ダメ元で質問してみたけどやっぱりスルーされました。

 

 

【9人目】

インスタの弁護士アカウント→DM

 

SNSでは個別の質問を受け付けてないアカウントも多いですが、この方は特にそのようなことは書いてなかったのでDMしました。

 

当然ですが、投稿内容は全て確認してから質問しています。

 

投稿を以ってしての回答でも構わないと申し添えたのですが、DMで丁寧な回答をしてくださいました。

 

 

SNSだと質問を読むだけでも相手の負担になります。

 

また、自分自身が、法的な判断に必要な情報を盛り込まずに説明してしまうこともありえるので、

 

「ABCのうち、どれが得策ですか?」

「〇〇と聞いたんですが、△△ってことですか?」

 

など、すでに絞り込んでいる内容の補強や、答え合わせ程度のことを聞くに留めるのが良いと思います。

 

 

【10人目】

 電話相談と来所相談で、合計3回お世話になりました。地元の個人事務所の弁護士。50~60代の男性。

 

①調停呼び出しされる前に電話相談。丁寧に説明してくれて、とても印象が良かったです。

 

②第1回の調停で調停員の対応がおかしかったのと、今後の対応を相談したくて、調停の足でそのまま事務所に行きました。

 

③婚費調停を申し立てるかどうか検討してる段階で来所相談。

 

毎回全体的に肯定的で頼もしい返答なので希望がもてました。

メモ見返しても無謀なことは言ってなくて、ただ前向きに捉えてる方なんだろうなと思います。

 

負けるリスクばかり気にして平均通りの要求しかしない弁護士なら依頼する意味がないので(調停なら自分でやるのと変わらない)、利益追求しようとしてくれる弁護士はありがたいです。

 

ただ法テラスの扱いが杜撰な点が引っ掛かり、依頼候補に上がっては外して・・・と自分の中で決めきれませんでした。

 

 

【11人目】

弁護士ドットコムから地元の事務所所属の弁護士に問い合わせ→電話相談。

 

優しくハキハキと好印象。

条件取り付ける時の難易度とか説明も分かりやすい。

実務経験豊富そう。

 

 

【12人目】

弁護士ドットコムの質問コーナー「みんなの法律相談」で質問→回答つきました。

 

大阪の個人事務所の弁護士。男性。60~70代?

色々質問したのですが、「離婚だけ先に成立させてもいい」という提案が来たので、「ないなぁ・・・」となりました。

 

 

【13人目】 

10人目と同じ質問に回答してくれました。

 

東京の女性弁護士。東大卒。元裁判官。

離婚拒否をいったん示す提案など、テクニカルなこともやはりご存じ。

メールや電話の相談料や着手金など費用はどれも平均より高めでした。

 

 

【14人目】 

地元の弁護士事務所に来所相談。

 

離婚・男女問題を主に扱ってることを看板にしてる事務所。

在籍してるのは全員女性の弁護士。

私は利用しなかったけどキッズスペースあり。

たまたま手の空いてた弁護士が対応してくれました。

 

 

面会交流に詳しかったです。

条項の定め方や実際に面会する場面での子細なことも聞けました。

 

法テラス対象なら1時間、対象外なら30分無料と言われ、結果法テラス通らなくて出費・・・。

他の事務所では法テラス通ったって聞いてたからなんでなのか今でも謎・・・。

 

 

【15人目】

 弁護士ドットコムから問い合わせ→結局弁護士とは連絡つかなかった。

 

主要都市に支店のある弁護士事務所なのですが、総合窓口の対応がひどい。

 

HPに代表番号が2つ記載あって(相談専門のフリーダイヤルと普通の番号)、きっかけは忘れたけど、私は両方の番号から相談予約してる状態でした。

 

どっちの番号にかけても総合窓口につながるようです。

 

それぞれの番号から1回ずつ電話があり、私は両方の番号から予約してしまったこと・どっちかの番号から1回だけ相談できればいいことを各担当者に伝えました。

 

窓口から聞けたのは以下。

 

・どっちの番号から早く連絡が来るかは分からない

・どこの支店から電話が来るか分からない

・通常、住所地に近い支店が依頼を請け負うかどうかは分からない

・依頼後に弁護士と直接連絡取れるか(事務が介入するかどうか)は分からない

 

 

会社の基本ルールさえ把握してない窓口×2 って何?

 

メモに残ってたのは上記ですが、とにかく当たり前に知ってそうなことを聞いても、「知らない」「分からない」って言われました。

 

音声ダイヤルの方がマシなレベルで。(これもメモしてた 笑)

 

結局向こうから連絡は来なかったけど、スムーズな対応は期待できないのでパス!

 

 

【16人目】

弁護士ドットコムから地元にある個人事務所の弁護士に問い合わせ→連絡無し。

 

 

【17人目】

弁護士ドットコムから地元にある個人事務所の弁護士に問い合わせ→オンライン相談。

 

30~40代の女性弁護士。

 

レスポンスがとても早い。

 

「3日間予約いっぱいだけど、問い合わせ日当日の空き時間なら・・・」とオンライン相談できました。

 

10人目と14人目の弁護士に同じ事を質問し、回答に開きがあったため、判定として相談してみることに。

 

この先生自体は結構慎重派。

堅実な提案が多く、話もよく聞いてくれて依頼候補でした。

 

しかし攻めたいタイプの依頼者でも説得して攻めさせない感じがあったので、その点は残念でした。

 

全体的に好印象。

 

 

【18人目】

 オンライン相談予約→キャンセルさせてもらいました。

 

 

日弁連の養育費の算定表調べてたら偶然見つけた事務所。

 

離婚問題を豊富に扱ってるのがHPからバシバシ伝わってきます。

 

モラハラ、親子交流など各種アドバイスブックあり。

 

無料のメルマガも配信されています。私は離婚した現在も購読中です。

 

弁護士費用は相場より高いけど、訴訟になったら絶対負けないようにここに頼もうと思っていました。

 

こちら含め、私が離婚問題で実力を感じた事務所は、普通は着手金30万のところ35万にしてたり、他の料金もちょいちょい他所の事務所より高めでした。

 

 

・依頼するには基本的に直接対面が必要だったり、ハードル高め。

 

 

【19人目】 

弁護士ドットコムから検索→弁護士事務所のHPから問い合わせ→来所相談。

 

20~30代 男性弁護士。

 

判断のポイントの説明が分かりやすい。判例についても教えてくれる。

 

話しやすい。

 

表立って言えない、資産の逃がし方も教えてくれる。

 

仮定の金額でもすぐに見積もり出してくれました。

 

「大体これくらい取れたとしたら弁護士費用は〇〇円」と出してくれたのは唯一この方だけでした。

 

 

逆に他の弁護士が仮定の見積りくれないのなんでなんだろうか?

 

利益の何%とか消費税とかじゃなくて金額で出すのがなぜそんなにあかんのか?

 

 

【20人目】

 

弁護士ドットコムから問い合わせ→来所相談。

 

 

以前オンライン相談予約して、キャンセルしましたが、いざ来所相談。

以前申し込んだのとは違う弁護士が対応してくれました。

 

しかしすぐに「使えねー」と判断。

 

まず、算定表の違いが分かってない。(新・旧算定表、日弁連の算定表)

 

 

やる気がないのか、ほんとに何も分からないのか、「ケースバイケースです」みたいな意見しか言わない。

 

そんなの分かった上で相談に来てるんですけど。

 

グレーな事象について「10人中8人くらいは白って判断される」とか、「〇〇すると黒と見なされるかもしれないから注意してね」とか、具体的なことを聞きにきたんです。

 

 

離婚事件は素人なのかな? という印象を持ちました。

 

 

 

無料だからまだマシだけど、これで金取られたらと思うとぼったくりもいいとこ。

 

ハズレ引かないためにもやっぱり初回の相談は重要だと感じました。

 

 

【21人目】

 

弁護士ドットコムで検索→電話予約→来所相談。

 

20人目が全然機能してないので、急遽電話で予約とれた弁護士事務所へ。

 

おじいちゃん弁護士。

早口、何でもちゃちゃっと決めちゃう。

弁護士歴も長く、経験豊富なんだろうけど、ヒアリングがおろそか。

 

早合点してるので、こちらの希望を汲み取っての対応はできなそうだと感じました。

 

調停や訴訟では弁護士の勝手なふるまいであっても、それは依頼者の意見とされてしまいます。

 

納得できない条件で勝手に合意されたら困るし、怖すぎて依頼はできない弁護士だと思いました。

 

ただ、判例をまとめて、一般人でも見られるようにHPで公開してくれているのはありがたいです。

 

 

【22人目】

 

弁護士事務所のHPから問い合わせ→来所相談。

 

 

調停も大詰めを迎えた頃、「このまま訴訟コースかもしれない」「調停中に死んだらヤバい」

 

「シンデレラ化阻止のため、何か防御策はないか」と頼ったのがこの事務所。

 

 

相続と離婚をHPでメインに打ち出してて、グループ会社に相続事務所もあるので、この問題にうってつけだろうと相談しにいきました。

 

話しやすい30~40代男性弁護士。

 

相手に資産を把握されずに逃がす方法とか、表立って言えないこともご教示いただけました。

 

資産関連の質問なら、離婚メインの事務所より相続とか資産調査に詳しい事務所に依頼した方が有益な情報が得られるかもしれません。

 

 

【23人目】

弁護士ドットコムから地元の弁護士に問い合わせ→来所相談。

 

30~40代男性弁護士。

 

全体的に地に足ついた堅実な助言。

 

間接強制を受けずに面会交流をできるだけ減らせる方法など、現実的なプランを指南いただきました。

 

でもそっけない対応、目合わせない。

 

依頼人にならなそうだから、ささっと対応してるという印象を受けました。

 

 

【24人目】

弁護士ドットコムから地元の弁護士に問い合わせ→来所相談。

 

30~40代男性弁護士。

 

厳しい見方自体は大変参考になりましたが、あんまり詳細に話を聞いてくれず、一般的な解釈を説明するに留まってました。

 

たぶん金にならなそうと思われ、個別具体的な背景を聞く気すら起きなかったのだろうと。

 

「弁護士が介入してもしなくても大して結果に影響のない案件だ」とおっしゃたのは確かこの弁護士。

 

私は依頼する弁護士に親身になって欲しいとは思いませんが、少しでも成果を挙げようとはしてほしいです。この方はどちらも期待できないのでパスですな。

 

 

【25人目】

弁護士ドットコムから地元の弁護士に問い合わせ→来所相談。

 

30~40代男性弁護士。

 

経歴確認したら京大でした。

 

明るく親身で、感じの良さならこれまで紹介した中で上位です。

 

そこそこ強気な提案にも前向きな姿勢を示してくれました。

 

 

【26人目】

弁護士ドットコムから地元の弁護士に問い合わせ→来所相談。

 

60代?男性弁護士。弁護士会の偉い人な肩書きでした。

 

審判が出た後、訴訟に進むか最終確認のため相談。

 

 

審判離婚のちょっとめんどくさい所は、審判確定日(離婚日)がいつか分かりづらい所なんですが、離婚届の提出期限についても念のため聞いてみました。

 

結果的に間違った情報を教えられました!

 

私が事前に調べた締め切り=役所で離婚届出す時の担当に聞いた締め切り ≠弁護士から聞いた締め切り

 

質問した際、この弁護士も自分の見解が間違ってないか一応調べる様子があって、その後で回答してくれたんですがね。

 

別に実害ないし、外の質問も自分の中である程度答え出てたからいいんだけども、弁護士歴長くて偉い人でも、間違うことはあります。

 

感じは良く、穏やかそうなお方でした。

 

これだけで信用できないと決めつけられませんが、こういうこともあるので自分で調べることや複数チェックは大事!

 

 

【27人目】

弁護士ドットコムから地元の弁護士に問い合わせ→来所相談。

 

40代?男性弁護士。

 

はっきり教えてくれる所は良かったです。

 

でも遺言書関連は詳しくなかった。新人みたいな人にすぐ調べさせてたけど、いくらか雑な印象もある。

 

HPの得意分野に離婚問題を一番に掲げており、もしかしたら純粋に離婚だけなら詳しいのかもしれませんが、裁判で戦うにはちょっと不安。

 

親権や相続関連の総合的な対策について「離婚時に遺言書で対策してる人はほとんどいない。みんな事が起きてから対処してる。」とおっしゃる。

 

 

対処間に合わなかったらどうすんだよ・・・と思った方は、こちらに対策がございます。

 

hyssopustan.hatenablog.com

 

 

 

以上、問い合わせの詳細でした。

 

 

◆まとめ

 

 

1人目の弁護士に相談してから離婚成立までの2年で27人の弁護士にお世話になりました。

 

たまたま私は相談だけで離婚成立できましたが、まさに今、弁護士を探している方にお伝えしたいのは、

 

 

ベストな弁護士に出会えるまで探し続けるより、ベターな弁護士を数人見つけておきましょう! です。

 

こんなにたくさんの弁護士に会っても、絶対に勝てる(自分の希望条件を達成できる)保証はありません。どうやってもベターの域を出ないのです。

 

たくさん会って、たくさんの評価をもらって、自分の希望がどの程度実現できそうか肌で感じるというのが、選択をミスらないコツだな、と振り返って思います。

 

審判、訴訟になった時、結論を下すのはランダムに選ばれた裁判官です。

 

振れ幅はぜひとも知っておくべきでしょう。

 

 

 

良い弁護士の選び方 〜弁護士27人 問い合わせてみた結果〜



離婚を考えた時、皆様は最初に何をされましたか?

 

真っ先に弁護士に相談することを思い付かれた方もいるのではないでしょうか。

 

 

今回は27人の弁護士に問い合わせ、うち18人に相談した結果をもとに、良い弁護士の選び方を提案します。

 

★問い合わせ詳細は別記事へ

 

 

 

 

◆前提:法律は「正しい」わけではない

 

 

これからあなたの敵にも味方にもなる「法律」について、基本的なことをお話します。

 

そもそもの話、法律って別に正しくないらしいです。

 

 

 

「日本一やさしい法律の教科書 」からの引用ですが、

 

 

・法律は特定の価値観を前提として、特定の地域・時代でのみ通用するルール。

 

・法律を覚えているだけでは役に立たない。「法律の解釈」が必要になる。

 

・法律の問題における「正解」とは、誰もが納得できる結論。

すなわち ①論理的な理由づけがなされていること ②社会の常識からして妥当な結論であること。 ①②をバランスよく満たしている結論である。

 

 

 

ざっくり言ってしまえば、法律は人が勝手に決めた単なるツールでしかないってこと。

 

絶対的に正しい万物の真理とかじゃなくて、社会運用上のルール。

 

ゆえに、これから先あなたが法の壁にぶち当たり、「解せん・・・」 と思うことがあっても、そこは割り切ってください。

 

自分の価値観・正しさは必ずしも認めてもらえないかもしれないけど、心折れないことです。

 

法律(基本ルール)をよく理解し、自分が有利になりそうなポイントをなるべく多く見つけて、淡々と対戦するが吉です。

 

◆良い弁護士=解釈にグラデーションがある

 

 

法律はルールであり、解釈が必要という話をしました。

 

弁護士はこのルールや解釈に精通している人ということになります。

 

 

私が思うに、良い弁護士とは解釈にグラデーションがある人です。

 

 

 

離婚事件を調べまくっている人ほど、同じ法律に対して、解釈の幅が広くて戸惑っていることでしょう。

 

 

実際、調停・訴訟してみないことには白黒つきません。

 

それでもあなたの話を聞いて、過去の判例やポイントとなる事項をもとに黒よりのグレーだとか、10件中8件は黒判定になるなど、解釈のグラデーションを伝えてくれる弁護士は頼もしいと思います。

 

 

逆に「ケースバイケースですね~」としか言えない弁護士は役に立たないんじゃないかと思います。

 

ケースバイケースなのは理解した上で、どうすればグレーを黒判定にできるのかなど、戦略を立てる必要があるからです。

 

 

◆問い合わせ前に実績・やる気を確認

 

弁護士ドットコム、弁ナビなどの弁護士検索サイトで離婚事件を検索すると、かなりの人数がヒットします。

 

離婚事件はたくさんの弁護士が取り扱っていますが、実際に離婚事件に精通しているかは別問題です。

 

大本の法律は知っていても、解釈のトレンドに乗れてなかったり、法の隙間をついた実用性のある対応を知らなかったり、そもそも離婚事件に消極的だったり・・・

 

 

私も以前、「離婚事件は精神的に消耗する割に、勝てるかどうかも予測がつきづらく、コスパが悪いので弁護士から不人気だ」という趣旨のコラムを読んだことがあります。

 

だからこそ企業法務をメインにされてる弁護士も多くいるのだとか。

 

このような離婚案件お断り弁護士はまだいいです。

 

実際に依頼が来れば、モチベが低いままテキトーに処理して報酬を得る弁護士だっているでしょう。

 

そんなハズレの弁護士に依頼したが最後、不満足な判決も弁護士報酬の支払いも受け入れなければなりません。

ハズレない弁護士選びのためには、解決事例が参考になります。

 

 

解決事例は法律事務所や弁護士検索サイトに載っていて、詐称することも法律で禁じられているので、弁護士の実績ややる気が正しく評価できることでしょう。

 

離婚事件の取り扱い件数が多く、ブログ等での発信もしているならある程度信用できると思います。

 

 

 

 

 

◆弁護士選びの失敗談を知っておく

 

 

弁護士選び失敗しないために、あえて失敗してしまった方の口コミを参考にするとよいでしょう。

 

たとえば弁護士を途中で変えて困った話など。

 

弁護士の途中交代は裁判官からの印象の問題や戦略がブレること、着手金が二人分かかることなどのデメリットが容易に想像できますが、他にもあるかもしれません。

 

 

私が見た中では、詐欺被害にあったという口コミが複数残っていた弁護士もいます。ちなみに今も検索したらヒットします。

 

詐欺が本当なら検索できないようにしてほしいし、口コミが嘘ならどうして弁護士側から削除要請してないのか・・・運営が真偽判定できずに放置状態なのかもしれませんが、あえて悪い評判の弁護士を選ぶ必要はありませんよね。

 

 

 

 

◆問い合わせの時から記録を付けよう

 

27人問い合わせて、大なり小なり気がかりな点はほとんどの方にありました。

 

時間と共に印象は薄くなりがちなので、質問内容・回答内容の他にも、その弁護士や周辺環境について、なるべくメモしておくのがおすすめです。

 

 

事務の取り次ぎが悪い、弁護士からの返事が遅い、希望を伝えてもはぐらかされる、依頼内容を忘れる、話しづらい等々

 

 

実際に依頼する候補者選びの時にとても役立ちます。

 

 

 

 

◆まとめとか

 

 

既に離婚した方々はいかにして弁護士を選んだのか。

 

 

「先人に学ぶべし!」 と、離婚準備中の頃にインスタ離婚アカウントに相談して、アンケートを取っていただきました。

 

総数不明だったし、現在は投稿自体消えてしまっていたのですが、「同性だから」「共感してくれたから選んだ」と言う直観的な意見ばかりで驚いたのを覚えています。

 

 

確かに決断まで時間がない場合もありますし、熟慮しても予期しないことは往々にしてあります。

 

しかしながら、合理的な意思決定が最も正しい選択をしていることもまた事実です。

 

 

 

hyssopustan.hatenablog.com

 

 

 

なので現実的には、気に入った弁護士について、以下を検討するのが良いのではないかとご提案します。

 

・法解釈にグラデーションがある

 

・解決事例が豊富で一般向けに発信もしている

 

・口コミに決定的な不安要素がない

 

 

 

まぁ人生の伴侶選びに失敗した私が言うのも何ですがね(苦笑)

 

 

 

【親権・面会交流が争点の方向け】調査官調査・調査報告書について〜調停当時と現在 感想の変化〜

 

 

 

皆様は面会交流(親子交流)について争いはありましたか? 解決しましたか?

 

 

私は調停時、面会交流が争点になってしまいました。(親権は私で合意済み)

 

協議の段階から、元夫は「面会しない」って言ったり、(子供ではなく)「自分のために面会したい」って言ったりするので、振り回されてうんざりしていたところだったのですが、調停でもやっぱりろくでもない条件を出してくるのですよ。

 

そんなこんなで調停の途中から「調査官」が加わりました。

 

今回は調査官による調査官調査についての体験談や、数年たって見方や感想が変わった点を書いていこうと思います。

 

親権や面会交流が争点だと調査官調査を受ける可能性があるので、心の準備としてご覧ください。

 

 

◆調査官とは

 

早速引用で恐縮ですが、調査官の詳しい説明は下記リンクをご参照ください。

 

一部抜粋すると、

 

(1)調査官とはどのような職種?

調査官(家庭裁判所調査官)とは、家庭裁判所が扱う家庭内の紛争である、「家事事件」や非行少年の処遇を決める「少年事件」で、事実の調査や環境調整を行う職員です。

 

家事事件や少年事件は、法律論や一般的な常識だけではなく、事件当事者や発達途上の子どもの性格や心情、人間関係、生活環境など個々の事情にも配慮することが求められます。

 

このような家庭裁判所の特殊性を踏まえ、裁判官や一般職員とは別枠で、心理学、社会学、教育学、社会福祉学など人間関係諸科学の試験により採用され、研修を積んだ調査官という職員が在籍しています。

 

《参考》家庭裁判所の「調査官調査」とは? 子連れ離婚における影響度を解説https://rikon.vbest.jp/columns/6669/

 

 

離婚関連の記事を読み漁ってても、あんまり見聞きすることのなかったこの「調査官」。

 

実は裁判所の判断に大きく関わる重要ポジションでした。

 

私の担当になった方はその権威性とは裏腹に、あまり主張は強くないし、強制的な言動はされた記憶がありません。

 

しかし調停員に当たり外れがあるように調査官も色々でしょう。

 

私は偶然接しやすいタイプの調査官に恵まれただけなのかもしれません。

 

 

 

◆調査官調査受けてみた

 

 

先のリンクでも解説があります通り、調査官は調査した内容を「調査報告書」にまとめ、裁判所(裁判官)あてに提出します。

 

 

調査の方法は面談や試験的な面会など様々なようですが、私の場合は1回面談しただけでした。

 

調停の途中で別室に案内され、調査官(女性)と1対1で面談して終わりです。



時間は体感で30分くらいだった気がします。

 

毎回2時間程度の調停だったので、状況的にも1時間以内には終わってるはずです。

 

 

 

当時子供は1歳。



調停に連れてくるのは大変なわりに、本人の意思が汲めるわけでもないためか、子供に会わせろとは要求されませんでした。

 

保育園に入園していることはヒアリングされましたが、何か提出物を求められることもありません。

 

あまりに呆気なさすぎて、印象に乏しいというのが正直な感想です。

 

 

今になって「こんな重要イベントだったんだ・・・」としみじみしております。

 

 

私の場合は親権争いが無いのでこんなにあっさりした対応だっただけで、重たい事情を抱えた方はきちんと対策が必要かと思います。

 

いかに調査官調査が重要か、弁護士の解説をご覧ください↓

 

 

《参考》

・家庭裁判所調査官が親権・監護権の判断で重視するポイントを公開!

https://riko-net.com/divorce-children/point-of-judge

 

・親権を取りたい 

https://www.takagi-divorce-lawoffice.com/case/case15/#%EF%BC%88%EF%BC%94%EF%BC%89%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%AE%98%E3%81%AE%E8%AA%BF%E6%9F%BB

 

 

 

◆調査報告書読んでみた

 

 

調査報告書によると、元夫も面談1回(電話)で終わりだったようです。

 

 

記載されている内容も、調停内での元夫の主張と同様でした。

 

こちらにとっては調停と同じことを聞かれ、同じことを聞かされ、何も進展してない無駄時間にしか思えないのですが、意味があったのかどうか今となっては分かりません。

 

相手の主張自体には反論はあれど、何せ調停で言ってることと大差ないので、反論書面は出しませんでした。

 

この反論書面を出さないという判断が正しかったのかどうかも、やはり分からずじまいです。

 

調査官調査の一連の流れで、私自身はそこまで気合入った対応はしていませんでしたが(親権争いは無い、面会交流もいつかは打ち切れると踏んでいたため)、中には反論書面を出すべきケースもあるのでしょう。

 

ただこちらを読む限り、調査報告書が出てから頑張るよりは、調査段階で頑張る方が理にかなってるんじゃないかとは思います。

 

《参考》家庭裁判所の「調査官調査」とは? 子連れ離婚における影響度を解説https://rikon.vbest.jp/columns/6669/

 

 

 

 

 

そういえばこの「どこまで書くか問題」は答弁書でもあったなぁと思い出しました。

 

 

  • 後から修正効かないからできるだけ大雑把に書く派

 

  • 書かなかったこと自体を追求されないようしっかり書く派

 

 

以前調べたところ意見が2つに割れてまして、結局どっちが良いのか今でも分かりません。

 

 

私はというと、陳述書もゴリゴリに書いてたので答弁書もしっかり書きました!

 

 

 

 

 

◆調査官調査→調査報告書ができるまで

 

 

過去資料から時系列書き出してみました。(実際の期日や日付から変更していますが、時間間隔は同じになるように調整済みです。)

 

 

 

第3回期日(調査官が受命):9月8日

私と面談:9月8日

 

元夫と面談:10月12日

調査報告書完成(報告書の日付):10月26日

 

第4回期日:11月9日

私が閲覧・謄写:11月9日 (この時点で元夫の閲覧/謄写なし)

 

第5回期日:12月15日

 

 

 

調査報告書は調査官→裁判所宛の書類ですが、当事者も見ることができます。

 

私も調査報告書が仕上がった後の案内をされました。(調停員から? 書記官から? どっちか忘れました)

 

完成したら連絡してもらい、閲覧・謄写票に記入して、収入印紙を貼り(裁判所で売ってないので事前に用意)、裁判所内のコピー機で謄写(小銭を事前に用意)という地味にめんどくさい作業でした。

 

 

ただでさえ離婚調停と婚費調停で裁判所に通ってたので、調査報告書のためだけに裁判所に行くのはできれば避けたい・・・

 

そう思い、調停開始時間より早めに行って閲覧・謄写してきました。

 

反論書面まで用意する可能性がある方は、次回期日より前に閲覧・謄写が必要なので、頑張って裁判所通ってくださいませ。

 

 

《参考》面会交流調停における家庭裁判所調査官の調査とその対策

 

https://tajimi-law.com/rikon/menkai/chosakanchosa.html

 

 

 

ちなみに調査報告書は裁判所管理のため、コピーするところまで職員に付き添われました。

 

書記官によると私が閲覧・謄写した段階では、元夫からは閲覧希望の申し出はないとのこと。

 

元夫の情報は教えてもらえないと思ってたので、意外にも普通に教えてくれてビックリしたのを覚えています。

 

元夫は遠方のため、最寄りの裁判所から電話で調停参加していたのですが、そのような状況であっても閲覧・謄写は現地の裁判所までいかないといけないのかは不明です。

 

 

 

◆審判が出た

 

 

調停で決めた内容を審判書に起こす形で離婚したので、親権も面会交流も調停で合意した通りです。

 

裁判官は判断に加わってないので、調査報告書は結局活用されずに終わったのだと思います。

 

 

◆所感

 

 

親権や面会交流は調査官の判断が判決に大きく影響します。

 

私は調査官が調停参加する前に、「次回から調査官が加わってもいいですか?」と打診されましたが、抜き打ち参加されることもあるかもしれません。

 

結果が甚大だったり、訴訟になったら判断が割れそうな案件だったりに自分が当てはまるのかどうかだけでも、調停開始前にはっきりさせておくといいと思います。

 

調査官調査の心構えにもなるし、最初から弁護士に依頼しておくという判断もできますから。

 

 

 「ADR(裁判外紛争解決手続)」 って実際どうなの? ~弁護士にも聞いてみた~

 

 

 

 

インスタなどで紹介されている「ADR(裁判外紛争解決手続)」。

 

これって実際どうなの? というのが今回のテーマです。

 

 

結論から言うと、私はADRをおすすめしません!

 

 

以下に理由をまとめました。

 

 

試してみようと思っていた方も、注意点としてご覧いただければと思います。

 

それでは早速解説していきます。

 

 

 

◆「ADR(裁判外紛争解決手続)」とは? 

 

 

そもそもADR(裁判外紛争解決手続)」って何? ってとこから説明。

 

 

 

・ADRとは、裁判によらず公正中立な第三者が当事者間に入り、話合いを通じて解決を図る手続きです。

 

・ADRは、民事上のトラブルについて、当事者と利害関係のない公正中立な第三者が、当事者双方の言い分をよく聴きながら専門家としての知見を活かして、当事者同士の話合いを支援し、合意による紛争解決を図るものです。

 

 

・一般的にADRには、「民事調停」や「家事調停」、「裁判上の和解」など裁判所が行うもの(司法型ADR)、公害等調整委員会や国民生活センターの紛争解決委員会などの行政機関・行政関連機関が行うもの(行政型ADR)のほかに、本稿でご紹介する、民間のADR事業者が行うもの(民間型ADR)があります。

 

《参考》政府広報オンライン 法的トラブル解決には、「ADR(裁判外紛争解決手続)」

https://www.gov-online.go.jp/article/201507/entry-8714.html#firstSection

 

 

 

う~んと・・・分かったような分からないような?

 

 

もう少し理解を深めるために、ADRの流れを見ていきましょう。

 

 

 

1 ADRを利用したい人(申立者)がADR事業者に申立てを行う

(注)申立ての内容が、話合いによる解決の手続きを行うのに適さない場合などは、受理されないこともある。

 

2 ADR事業者は、申立てを受理すると、ADR手続きの開始について、相手方に連絡する

 

3 相手方がADR手続きの開始に合意すると、ADR事業者により選任された手続き実施者(調停人・あっせん人などと呼ばれる人)が間に入って、申立者と相手方が話合いを行う

(注)相手方がADR手続きの開始に応じないと、ADR手続は行われない。

 

4 申立者と相手方双方が合意すれば、ADR手続きは終了する

(注)合意が成立しない場合、ADR手続きは不成立となる。

 

 

《参考》政府広報オンライン 法的トラブル解決には、「ADR(裁判外紛争解決手続)」

https://www.gov-online.go.jp/article/201507/entry-8714.html#firstSection

 

 

「あれ、調停と同じ?? 逆にどこが調停と違うんだ?? 」

 

と、お思いでしょう。 裁判とADRの比較がありましたのでご覧ください。

 

 

 

・・・確かに違うのは分かったけど、メリットなのかデメリットなのか分かりづらい!

 

というわけで、本題のADRを勧めない理由に移りたいと思います。

 

 

◆ADRのメリットが少ない

 

 

ADRのメリットが紹介されているので、ツッコミを入れていきます。

 

 

  • 各分野の民間の専門家が手続きを進めます

かいけつサポートは、取り扱う紛争の分野に精通した民間の専門家の知識・ノウハウを活用します。これにより、紛争の実情を踏まえた、きめ細やかで迅速な解決を図ることが期待できます。

 

←調停も一応専門家(慣れてる人)・訴訟は法務の専門家が対応するからほぼ同じ。

 

 

 

 

  • 手続が簡便・迅速です

法務省によると、かいけつサポート全体の取扱実績として、8割以上の事件が6か月以内に終了し、7割以上の事件が3回以内の審理で終了しています。この実績から、手続に時間や回数をかけずに、簡易・迅速に進められていることがうかがえます。また、近年、自宅等にいながらオンラインを利用して手続をすることができる「ODR(Online

Dispute Resolution:デジタル技術を活用してADR をオンライン上で行うもの)に対応した事業者が増加していますので、より簡易・迅速な手続が期待されます。

 

3回で決着つくような生ぬるい争いなら、十分協議で解決できる。

ちなみに私は離婚調停と婚費調停合わせて11回かかってます。

 

 

 

  • 利用前に手続の進行や費用の目安を知ることができます

かいけつサポートの事業者は、手続きの開始から終了に至るまでの標準的な手続きの進行や、当事者が支払う報酬・費用などの重要なポイントについて、事前に当事者に説明することが義務とされています。この説明を受けることにより、本当に自分にとってふさわしい解決方法なのかを、事前によく考えた上で利用することができます。

 

では相場を見てみましょう。

 

ググってすぐ出てきた事業者を参考にさせていただくと、3回で約30万かかるそうです。

 

《参考》一般社団法人りむすび

https://www.rimusubi.com/adr?gad_source=1&gad_campaignid=23224584632&gbraid=0AAAABB47j97Ok5pVXupYs37ev-ZklYgaU&gclid=CjwKCAiA3rPKBhBZEiwAhPNFQJ_ymxFXVjb72bnyXHxMHkhN7wBgux78-HXXrRDFHpKCBsicEE5rbhoCwD0QAvD_BwE

 

 

 

調停なら弁護士費用や雑費を除けば、収入印紙1200円分で済みます。

法テラス対象なら弁護士つけたとしても10~15万で済みます。

 

法テラスが使えないと50~100万円程度かかってしまいますが、ADR不成立だったら結局調停になります。すると30万余計にかかったことになるので、「最初から調停で良くない?」とも思えます。

 

総合するとやはり調停に軍配が上がります。

 

《参考》法テラス

https://www.houterasu.or.jp/site/soudan-tatekae/rikonhiyo.html

 

 

  • 時効の完成猶予等の法的特例が認められる場合があります

第三者を交えてじっくり話合いをしていると、その間に時効が成立してしまうことが考えられます。かいけつサポートを利用すれば、ADR法が定める一定の場合には、時効の完成猶予が認められます。

このほかにも、訴訟手続きの中止や調停前置の特則といった法的特例が用意されています。

 

←離婚そのものには関係なさそう

(未払い養育費とかなら関係あるかもしれないけど?)

 

 

以上から、「ADRは離婚にはあまりメリットが無い」という結論に至りました。

 

 

 

◆強制執行できない

 

 

 

先の図にもあるように、ADRに強制執行力はありません!

 

 

信頼も信用も出来ない奴との契約において、強制力がないというのはありえません!

 

逆に最低限の信用がある人だったら、協議で決めた内容を守るはずなので、あえてADRを利用する必要はないでしょう。

 

 

◆ADRのノウハウのある弁護士が少ない

 

私も初めてADRを知った際、弁護士に「ADRってどうですか?」的なことを聞いてみました。

 

2人の弁護士に聞いてみて、2人とも最初「ADR??」と分からないようで、説明しても「あー・・・、あれかー・・・」と馴染みがない様子。

 

そこで言われたことは、「ADRは中途半端」「どうしてもADRにしたいなら弁護士会が運営してるADRにした方がいい」ということ。

 

 

 

 

まぁ普通に考えて、「調停・訴訟よりもADRの方が得意!」って弁護士はいないと思います。

 

 

ADRが不成立になってから調停や訴訟を弁護士に依頼した際に、ADRというイレギュラーがどう作用するか分かりません。

 

経験があることの方がやりやすいのは弁護士も同じでしょう。

 

いつも通りに仕事してもらえるように、余計な要素は持ち込まず、調停からスタートしておいた方が無難なのではないでしょうか?

 

 

◆相手に手の内を晒すことになる

 

 

ADRで無事解決に至れば良いのですが、もし解決できなければ、争いの舞台は調停に移ります。

 

すると困ったことに、2戦目となる調停では、相手に交渉カードがバレた状態でスタートすることになってしまいます。

 

初見で負けたボスにも、何回か挑んでいるうちに癖が見えて倒せるようになるのと一緒で、相手も戦い方を変えてくると思われます。

 

 

 

また、「本当の希望額がバレる」という困った面もあります。

 

 

値切り交渉する場合、最初から希望額(妥当だと思っている金額)を言わずに、より低い金額を提示すれば、その金額から交渉がスタートします。

 

しかしADRを経てしまうことで、相手にこちらが希望している本当の金額がバレてしまいます。

 

 

たとえばADRで10万スタート→交渉しても8万で決着せず→調停

 

という流れにおいて、いくら調停の答弁書に10万希望と書いたって、盛ってるなとしか思われないでしょう・・・

 

 

 

◆調査官がいない

 

 

面会交流や親権争いがあるような時、調停であれば必要に応じて調査官も調停に参加します。

 

調査官の判断は裁判所にも重視されています。

 

しかしADRには調査官がいません。

 

相手側に落ち度があるのに、それを証明してくれる人が不在というのはこちらには損です。

 

 

《参考》家庭裁判所の「調査官調査」とは? 子連れ離婚における影響度を解説https://rikon.vbest.jp/columns/6669/

 

 

 

 

◆まとめ:ADRは中途半端

 

 

ここまで読めば、弁護士がADRは中途半端だと言っていた意味がお分かりでしょう。

 

 

ADRで解決するような問題はそもそも協議でも解決できるし、ADRで解決できない問題は調停でバッチバチに戦うことになるでしょう。

 

ADRがちょうど良かったというケースは、離婚ではそう無いんじゃないかなと思います。

 

 

 

相手はどのタイプ? 〜岡田斗司夫式4タイプ診断で有利に交渉を進めよう!〜

このブログの読者層はあまり馴染みがなさそうな?岡田斗司夫先生。

 

アニメ漫画への造詣の深い、とても面白い大学教授です。

 

 

先生の考案された「4タイプ診断」が、離婚戦略を考える上でとても使いやすいのでは? と思いご紹介致します。

 

 

 

1 4タイプ診断とは

 

 

先生の著書:人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人

 

https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E3%80%8C%E6%AC%B2%E6%B1%82%E3%81%AE4%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%80%8D%E3%81%A7%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%A8%E4%BB%96%E4%BA%BA-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E6%96%97%E5%8F%B8%E5%A4%AB/dp/4023308838

 

 

こちらの書籍や動画で語られている4タイプ診断とは何なのか。

 

人間の欲求を4タイプ(司令型、理想型、注目型、法則型)に分類し、タイプごとの傾向と対策を解説したものです。

 

今回ブログで取り上げる内容は動画だけでも十分お分かりいただけます。

 

面白いので最初からの視聴をおすすめしますが、時短したい方は13:52 対人関係 からどうぞ。

 

 

【4タイプまとめ】人間関係を見極めるツール..「人生を楽にする」「性格とは何か」「他人を操る手法」3コンテンツまとめ 【岡田斗司夫/切り抜き】

https://www.youtube.com/watch?v=Q3AOGmhCLaM&t=1s

 

 

 

2 自分ではなく「相手」のタイプを考えてみる。

 

おもしろくて、ついつい自分のタイプを考えたくなるかもしれませんが、それは重要ではありません。

 

この診断の真価は相手へのアプローチを考える点での有用性です。

 

 

たとえばタイプ別の効果的な謝罪方法は再構築や協議・調停の場ですぐにでも使えそうです。

 

《相手のタイプ》

 

注目型:泣いて謝る、繰り返しの謝罪

 

法則型:問題点の確認・対策・報告など報連相的に謝罪

 

指令型:手土産・交換条件などで貸しを認めるような態度で謝罪

 

理想型:相手への理解不足、気持ちを理解できなかったことを謝罪

 

 

別れ方にも応用できます。

 

《相手のタイプ》

 

注目型:相手に好きじゃなくなったと伝える。→第三者が相手に好意を持っている状況を作る。(代案を与える)

 

指令型→ 相手が恥をかかないように別れる

法則型→ 「痛くない着地点を与える」 相手のダメージが少ないように別れる?

理想型→ 目指す方向が違うことを理解させる

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

自分が今まで取ってきたアプローチが、なぜ相手に響いていなかったのか合点がいった方もいらっしゃるのでは?

 

 

 

「相手に合わせて 戦略を変える」

 

ムキになっていると自分視点で対応してしまいがちですが、成果を追求する上では相手に響く対応をすべきです。

 

50:40 成功体験 の方も半信半疑で謝罪を実行されましたが、大成功に終わりました。

 

 

失敗した場合の対応も事前に検討しておくべきと思いますが、試してみる価値はあると思います。

 

 

3 診断ツール

 

相手がどのタイプか分からない時は、診断ツールもあります。

 

4タイプ判定テスト(よんぴた)

 

https://yonpita.streamlit.app/

 

 

ちなみに、自分自身のことはバイアスがかかって正確な診断は難しいそうです。

 

相手を当てはめていくことを繰り返していくうちに、だんだんと自分のことも分かってくるとのこと。

 

 

 

4 VS 法則型

 

皆様の戦う相手が法則型だった時の参考になりますよう、法則型である私を例に攻略ポイントを紹介します。

 

 

自分で自分のことが分からないと言われる法則型ですが、まさに私も診断で出てきた結果で「法則型なんだ」と気づいた感じです。

 

各タイプの説明部分ではあまりピンときませんでしたが、後のトーク部分には共感できるワードがいくつもありました。

 

 

「負けない布陣を築く」→このブログで推奨している対策も、勝ちに行くより大負けしないための手堅い方法ばかりです。

 

きっと法則型の相手はあなたと対決するにあたり、予測をいくつも立てて対案を練っていることでしょう。

 

法則型が相場を知らないはずは無いので、高めの離婚条件をふっかけても無駄です。

心情に訴えるのも無駄です。

 

 

相手にものすごい落ち度があり反省していたりすれば別ですが、基本的に無難な結果しか受け入れないと思います。

 

 

 

 

「周りのことは知りたいけど、自分のことは何一つ知って欲しくない」

 

→基本的に個人に対してどうこう思いません。誰かと話していても、傾向を見たり標本として捉えたりする節があります。

 

自分が誰かに話をする時も、好きで話しているというよりビジネススマイル的な側面が強いです。

 

相手に共感してもらえそうな話をするけれど、実際に共感して欲しいとは思っていません。

 

日常こんな感じなので、調停員相手でも本音は言わないかも。

 

相手は「〇〇したら△△になる」という検証だけを積み重ねていき、調停員の反応を見たり、

淡々と自分に有利な条件を引き寄せることに集中しているのではないでしょうか。

 

 

 

 

「全体を把握して安心していたい」

「分からなことが一番不安。嫌われても負けても理屈が分かっていればそれでOK

 

→まさに。 ホラー映画でも、グロより訳わかんない系の方が怖いです。

どんな条件で怖い事が発生しているのか分からないのが一番怖い。

 

たとえそれが難しい条件だったとでも、ルールや対策が分かった方が恐怖が和らぎます。

 

 

離婚調停も同じです。

 

離婚の知識がなさ過ぎて、問題が明確になるまでは不安がものすごかったです。

 

何が分からないのかもわからない。問題がでかすぎて、分解整理するまでの時間はパニックを起こしていました。

 

なので、不意打ちはかなり有効 だと思います。

 

なるべく相手に思考検討する準備期間を与えないようにしましょう。

 

 

 

5 VS 指令型

元夫が法則型ぶった指令型でした。

 

様々なことを経験したり知りたいとよく言っており、勉強・読書に熱心でした。

 

好奇心が強く努力家なのだと当時は思っていたのですが、自分自身の強化に夢中だったのでしょう。

 

私や子供のためには何も努力しませんでした。

 

言い訳は達者だけど行動が伴わず、その矛盾をついに指摘してやると、

逆に被害者ぶってくる始末。

 

 

社会的ステータス、コスパ、タイパにうるさい偉そうな奴でしたが、もうディスが止まらなくなるのでこの辺にしましょう・・・(笑)

 

 

右回りの法則で解説されていた、各タイプの優位性によると、指令型は法則型に憧れをもつそうです。

 

指令型の元夫にもそのような傾向は見られました。

 

 

普段は「勝敗にこだわっていない。そんなつまらない事からは抜け出したんだ」的なポーズを取ってすかしていましたが、本当は勝敗に敏感です。

 

子供が産まれて私が元夫を叱り始めた頃から、拗ねたり、私の言い方や教え方が悪い! と私のせいにして不機嫌になることが増えました。

 

再構築を模索していた期間に、私の母にガチギレされたら、感情的にガチギレし返すという愚か者です。

 

本当に法則型なら目的を見失わないので、そんな反応にはならないでしょう。

 

 

 

さて、勝敗に敏感な指令型と交渉する時にどんなことに気をつければよいでしょうか?

 

私が思うに、 相場のないもの、結果のばらつきが大きいものは無視されるんじゃないか? ということです。

 

指令型はプライスレスな物をもらっても、それを貸し(ありがたいこと)と認識していない と思うのです。

 

 

元夫は1ヶ月近く育休を取得できたので、私の親の好意で私と共に実家に居候していたのですが、家事をすることもなく、育児をするでもなく、私の親に感謝を述べるでもなく、実家の習慣なり物品なりを批評していきました。

 

 

両親は仕事しながら毎日食事を用意してくれたり、布団など生活に必要な物も買いそろえてくれたのに、元夫は一銭も払わず、育休中で収入のない私と子供の生活費も出さず、ここまでまるで活躍のない自分の両親に「ギフトカードをあげようかな」などと私に言ってくる始末。

 

ここまで不遜で非常識なのは元夫がやべぇ奴だからだと思いますが、指令型は勝ち負け損得が分かりづらい物には無関心になるだろうな~というのは、何となく分かっていただけるのではないかと思います。(常識的な指令型の方ごめんなさい)

 

 

 

養育費や慰謝料など、相場のある、金額がはっきりしているものは、買った負けたが分かりやすい。

 

対して面会交流や親権などは得られた結果がプライスレスなわけで、買った負けたが分かりづらい。

 

なので、あなたがものすごく譲歩して、覚悟して、月1の面会を認めたとしても、相手は大してありがたがっていないかもしれません。

 

もし月1の面会に交通費やら飲食代などで結局5000円かかるんだったら、最初から養育費を月5000円下げてやった方が相手は喜んで、他の条件を聞き入れやすくなるんじゃないか、とも思います。

 

(養育費は金額固定だけど、面会にかかる費用は変動するのでそこらへんは注意です)

 

 

 

 

指令型におすすめの別れ方は「恥をかかせず負けと思わせない」と教わりましたね。

 

付き合ってる時なら、「あなたみたいな素敵な人、私には釣り合わないわ」的な台詞で音便に別れられそうですが、離婚となると、あまり調子に乗らせて再婚されたらこちらには損です。

 

適度に痛い目を見せて、結婚のリスク・デメリットを心身に叩き込むのは必要なんじゃないかなぁと思います。

 

 

 

6 VS 理想型

 

私の母が理想型だと思います。

 

正直私が一番戦いたくないと思うのが理想型です。

 

というのも、合理的な理屈が通らず、行動が予測できないから。

 

共感できないのは指令型・注目型も同じなんですが、作動原理は分かりやすい。行動が読みやすいので戦えます。

 

たとえば、注目型は揉めている状況自体が嫌だろうから、出来るだけ大事にしたり、親族を巻き込んだりすればいいんじゃないか、とか相手の嫌がりそうなことや対策が思いつきます。

 

しかし理想型は謎の地雷をもっていて、全く想像できないことに怒っていたりします

 

私の母においては、その謎ルール(自分の考え)を常識と思い込んでいて、違う見方があることを説明しても受け入れません。自分が否定された、ともっと怒り狂うのです。

 

 

昔から母に私が反論すると「お前は〇〇なんだ」と人格否定、論点ずらしを受け、「理屈っぽい」と子供のころからディスられてきました・・・

 

 

岡田先生は「相手のことがよく分からなければ、作動原理だけ理解すればいい」とおっしゃっています。

 

たしかに私の子供は私よりはるかに知力は高いですが、同時に社交スキルも高いので、うまく母にとりいって可愛がられています。

 

母の作動原理を感覚的に理解しているのかもしれません・・・

 

このように理想型は気に入るかどうかで極端に対応が変わります。

 

この性質を利用し、もし調停員なり弁護士なりが理想型の懐に入れたなら、大盤振る舞いもありえるかもしれません。

 

理屈で動く指令型、法則型ではそんなことは起きないでしょう。地道に圧力をかける方が得策です。

 

理想型は誘導がハマれば実入りがでかい反面、逆にハマらないと泥沼化する そんなハイリスクハイリターンな戦いじゃないかと思う次第です。

 

 

 

7 余談

 

 

私見ですが、絶対不利になるのに暴言・暴力とか止めなかったり、離婚回避できる可能性ほぼ0なのに「絶対離婚しない!」って騒ぐのも理想型なんじゃないかと思っています。

 

 

指令型も離婚拒否するのはありえますが(自分より下に見ていた相手から離婚請求されるのが嫌、相手の思い通りにしたくない、という負けず嫌いを発揮) 結局現実が見えてきた後は合理的に判断すると思うんです。

 

今離婚した方が痛みが少ないと分かれば、いつかは諦めるというか。

 

 

対して理想型はいつまでも自分の理想にこだわって、引き際なんて気にもしないでしょう。自分の気が済むまで騒ぎ続けます。

 

その先に起こり得る結果より、課程(動機とも言う?)重視なので。

 

 

こんな厄介な理想型とこじれてしまったあなたには心底同情します。

 

 

くれぐれも相手からの報復、相手の無敵化には注意してください。

 

本当にお疲れ様です。

 

 

 

 

 

8 エビデンスは無い

 

 

岡田先生の著書や動画には多くの高評価・コメントがついていますが、この4タイプ診断自体は学術的なものとして確立されていません。

 

 

それでも「相手に合わせて 戦略を変える」有効な手がかりとなるので、もうそれだけで十分だと思います。

 

 

エビデンスのある長くて難しい心理テストを受けて、その性格診断なりを応用して一から戦術を考えるというのはとても大変だと思います。

 

4タイプ診断なら手軽に判定でき、対応策・方向性までも説明されていて使いやすいです。

 

 

「どうしてもエビデンスがないと使う気にならん」という方は、ビッグ5あたりで補強するとよろしいのではないかと存じます。

 

 

 

 

 

 

今回は自分が思う解決法ではなく、相手に有効そうな方法をしっかり検討してみようという試みでした。

 

4タイプ診断はその取っ掛かりとして十分機能すると思います。

 

 

 

【第3回】養育費アップ術!〜損しない金額の求め方〜

 

 

 

第1回、第2回で養育費をできる限り増やすための方針を説明しました。

 

第3回となる今回は、養育費をどこまで引き上げるべきか。妥協点をどのように定めるべきかについての話です。

 

 

 

結論から言うと、個人の考え方次第です。

 

精神、金銭、時間の価値観が人により違うため、目指す形もまた変わるからです。

 

 

 

何を基準に考えればいいか、私自身が検討した項目ならばお示ししましょう。

 

ご自身の答えを出すヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

(1)離婚ステージ

 

離婚ステージによって戦略が大分変わるのは、連続して読んでくれた方はお分かりかと思います。

 

精神、金銭、時間のコストもステージ毎に変わります。

 

 

・弁護士費用は払えるか?

・法テラスの対象か?

・早くに離婚を成立させたい理由はあるか?

 

などなど、自分がかけられるコストは一体どれくらいか を考えてみてください。

 

コストを考えれば終点となる離婚ステージも見えてくるのではないでしょうか?

 

ひとまず「調停までなら自力で対応し、よほどのことがなければ訴訟には進まないようにする」など、離婚ステージに関して大まかな方針が決まれば良いと思います。

 

 

(2)養育費以外の争点

 

 

親権、面会交流など、養育費以外の争点について、現在どのような見通しでしょうか?

 

他の争点で譲れないものがあるなら、養育費増額ばかりに捕らわれない方がいいでしょう。

 

 

(3)終期をいつにするか

 

調停調書には必ず始期と終期が記載されます。

 

1ヶ月当たりの養育費は上がったけれど、終期(いつまで支払うか)が短いために、養育費の総額が下がってしまった! なんてことが無いように注意です。

 

 

成人年齢は18歳となりましたが、養育費においては20歳まで支払うのが主流のようです。(調査時点)

 

また、進学や留年した場合など、複数のパターンで終期を決めることもできるそうです。

 

《参考》養育費はいつまで?期間を変更することはできるのか

https://www.avance-lg.com/customer_contents/rikon/youikuhi-itsumade/

 

 

冒頭では残念な例をあげましたが、逆に私が狙っていた条件はこちら。

 

終期や月額によらず、養育費の総額が、「大学卒業まで算定表通りの養育費をもらえた場合の金額」と同等

 

 

 

子供が低年齢の時に離婚するとなると、訴訟しても終期を「大学卒業まで」とできる勝算は高くない――複数の弁護士に相談してそう実感したからです。

 

訴訟しても「算定表通り&18歳まで」とされるリスクがあることや、弁護士費用がかかるということも考慮すると、ノーリスクで大学卒業時までと同等額が手に入るなら、相手の気が変わらないうちに調停を成立させてしまった方が良いと判断しました。

 

 

 

何にせよ、表面的な月額・終期にこだわらず、将来的に受け取る総額で判断すると損しないと思います。

 

 

 

(4)再度調停をするつもりがあるか

 

 

上述の通り、子供が低年齢だと大学卒業までの養育費を勝ち取れないことがあります。

 

私も元夫も大卒以上の学歴ですが、残念ながら終期は「大学卒業まで」とはなりませんでした。

 

私の場合は他にも訴訟だと負けるかもしれない争点も抱えていたので、調停で離婚を成立させることにしました。

 

しかし子供が成長し、大学進学の見込みが強まった際は、再度調停を起こす予定です。

 

子供自身が再調停の申立人となることもできるので、私も子供と相談しながら対応を決めようと思っています。

 

 

 

(別に大学進学に限らず、“事情の変更”があればいつでも調停は起こすことができます。)

 

 

ここで勘違いしないで欲しいのは、いくら再度調停できると言っても、一度離婚してしまえば交渉材料(婚姻費用の負担、財産分与、面会交流など)が失われるので、普通に考えれば今より相手から好条件を引き出すのは難しくなります。

 

安易に妥協せず、今この調停に全力を傾けましょう。

 

 

うちは乳児なので無理でしたが、もし私立学校や大学などの進学が迫っている状況だったら、数年は我慢して入学した後で離婚を切り出したと思います。

 

相手も進学に同意していたものと証明しやすいので、養育費の回収がしやすくなるだろうと思われるからです。

 

 

皆様が一般的には認められづらい条件を望むなら、先んじて弁護士に相談しておくことをおすすめします。

 

 

 

《参考》

・養育費の事情変更とは?増額・減額となるのはいつから?

https://www.daylight-law.jp/divorce/qa/qa139/

 

・養育費は後から増額できる?

https://www.daylight-law.jp/divorce/qa/qa11/

 

・一度決めた養育費は増額できる?認められやすいケースや請求方法

https://www.avance-lg.com/customer_contents/rikon/youikuhi-zougaku/

 

・養育費の支払い終期の延長を余儀なくされたものの、金額については依頼者が将来の見通しを立てられる状態で和解をまとめた事例

https://nagoya-alg.com/divorce/jirei_9/

 

 

 

 

 

 

【第2回】養育費アップ術!〜損しない金額の求め方〜

 

 

 

 

【第1回】では養育費の基本情報と目標について確認しました。

 

hyssopustan.hatenablog.com

 

 

 

 

【第2回】からはいよいよ養育費を増やすための作戦について解説します。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆大前提:算定表より高額を目指せ!

 

 

 

【第1回】にて、 最悪の結果→「訴訟」まで進んだのに相手の希望額に決まる と言いましたが、訴訟になれば多くの場合で算定表の金額に落ち着きます。

 

つまり基本的には、相手が算定表より低い金額を提示しているなら応じる必要はない ということです。

 

(もちろん例外もあるので自分の見込み額は弁護士に確認してください)

 

 

 

◆代表的な作戦

 

算定表より高い養育費を得るための代表的な作戦は主に4つ。

 

①金銭的に圧力をかける

②拘束時間で圧力をかける

③精神的に圧力をかける

④社会的な圧力をかける

 

 

巷で行われていたり、弁護士から聞いた情報を私なりに整理し、実践した結果を発表します。

 

 

 

①金銭的に圧力をかける

 

 

 

やや難しい話になりますが、金銭的は圧力とは、「こちらの離婚条件に応じない限り離婚しない」+「離婚するまで婚姻費用の支払いは続く」のコンボ技を指します。

 

 

 

 

まずは「婚姻費用」についてご存じでしょうか?

 

詳しくはこちらを参照してください。

 

 

婚姻費用の分担請求調停

 

《参考》裁判所https://www.courts.go.1/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_07_03/index.html

 

 

 

 

一般的には

 

・婚姻費用分担請求調停を起こせば婚姻費用がもらえる。

 

・養育費より婚姻費用の方が高い

 

 

ということを利用した作戦です。

 

 

 

 

たとえ別居中でも、離婚成立までは婚姻費用の支払い義務があります。

 

当然、離婚が長引けば長引くほど、相手には重荷になることでしょう。

 

なるべく早く離婚を成立させて、婚姻費用→養育費に金額を下げたいと思うはずです。

 

そのためには親権だったり養育費の上乗せだったり、こちらの希望する条件を呑まざるを得ない・・・こういった状況に相手を追い込むこと。

 

これが金銭的に圧力をかけるということです。

 

 

ちなみにこの作戦は離婚案件に慣れている弁護士は知っていたし、弁護士ブログなどでも記載があった常套手段のようですが、私が出会った弁護士では知らない人もいました。

 

この作戦を知らなければ、その弁護士は家事案件の経験値が少ないのかも? 

 

 

 

《ポイント》

 

基本的に婚姻費用は申立て時から発生するので、「婚姻費用の分担請求調停」を申立てるのはなるべく早めが◎

 

「夫婦関係調整調停(離婚)」より先に「婚姻費用の分担請求調停」を申立てるのもありです。

 

 

ただし、婚姻費用にも算定表があるので、今現在もらっている生活費が婚姻費用の算定表より多い間は、あえて申立てしませんでした。

 

 

後から元夫に「渡した生活費と算定表との差額を返せ」と言われましたが、返還不要です。

 

弁護士複数人に聞いても「誰も差額の返還なんて聞いたことがない」と口をそろえていましたから。

 

 

 

 

ともあれ、離婚調停の成り行きを見てから・・・など、婚費調停を申し立てるのはいつがいいのか、そもそも申し立て自体不要なのかは弁護士とよく相談してみてください。

 

 

 

《参考》平成30年度司法研究(養育費,婚姻費用の算定に関する実証的研究)の報告について

 

https://www.courts.go.jp/toukei_siryou/siryo/H30shihou_houkoku/index.html

 

 

 

 

②拘束時間で圧力をかける

 

 

離婚訴訟になると、簡単な案件でも離婚成立まで半年~1年はかかるそうです。

 

算定表で大体が決まっちゃいそうな私の例でも、それくらいは見た方がいいと言われました。

 

また、いきなり訴訟を起こすことはできず、調停から始まるので、調停も数ヶ月は経ることになるでしょう。

 

 

家庭裁判所の開廷日は平日で、私も毎回1時間半〜2時間くらいは拘束されました。

 

裁判所までの移動時間や、調停に備えての準備などもあるので毎回半休を取ってました。

 

 

調停はおよそ月1ペースなので、休みづらい環境の方には負担だと思います。

 

次回調停の日時も調停内で決まるので、シフト決めのタイミングと合わない場合もあります。

 

 

しかしながら、この苦痛は相手にも与えられています。

 

 

元夫は休みが取りやすい環境でしたが、元夫自身が時間に非常にうるさく、タイパ重視の人でした。

 

待ち時間などが自分の想定以上にかかるとイライラを隠しません。(今思えばモラハラ基質の現れだったのでしょう・・・)

 

 

そんな人が毎月半日拘束され、何のプラスにもならない話し合いをしなければいけない。しかも離婚するまでいつまでも続く・・・というのは耐え難いことでしょう。

 

 

 

元夫はケチですが、自分の時間にはお金を払うタイプだったので、この「拘束時間で圧力をかける」という作戦は有効だったと思います。

 

 

私は調停を打ち切られない程度に要求を盛り、あっても無くてもいいような慰謝料など争点を増やし、離婚調停とは別日に行われる婚費調停も申立て、相手の時間を削ってやりました。

 

 

話し合いの余地を残しつつ、「応じてくれないなら訴訟になるぞ~ 余計時間かかるぞ~」という切迫感を感じさせるように頑張りました。

 

 

あまりに現実的でないことを要求してしまうと、早々に調停不成立とされてしまう可能性があるので、調停員の顔色見ながら加減するのが難しかったです。

 

 

 

 

③精神的に圧力をかける

 

 

精神的圧力とは何か。

 

端的に言うと、正論パンチです。

 

 

 

相手に傷つけられてきた人程、反撃のチャンス!

 

モラハラ、DVなど、自分が受けた被害について賠償を求めましょう。

 

 

 

モラハラや精神的苦痛は、財産分与や養育費に比べれば金額的には些細なものです。

 

被害を認めてもらうことも簡単ではありません。

 

でもなぜあえて私が賠償を求めたのかと言うと、

 

・争点が増えることで調停が長引く→婚姻費用の支払い期間が延びる・拘束時間が延びる

 

 

・正当性を持って相手の批判ができる→調停員の心証に影響を与える・調停員から事実確認された時などに相手が精神的ダメージをくらう

 

・被害があった証拠が残る

 

 

これらを期待しました。

 

 

 

以下、注意事項です。

 

 

(1)暴言はNG

 

感情を乗せて話すのはより真実味が伝わるので良いのですが、くれぐれも暴言にならないように私は注意しました。

 

ヒートアップし過ぎて、調停員から「理性のない人だ」と思われないように。

 

 

 

ちなみに私を担当した調査員は、なんでも杓子定規に判断するタイプの女性と、まぁまぁと笑って流しちゃう系の男性だったのですが、どちらも一応私の被害は本当だと認めてそうでした。ただしだからといって共感もないし慰謝料の金額は相場通りに・・・って感じです。

 

 

 

(2)金銭で解決する姿勢を見せる

 

真の目的は、相手に負荷を与えて好条件を引き出すこと(ついでに調停を長引かせること)ですが、責めることだけに夢中にならないように注意しました。

 

 

たとえ自分の主張が真実だと調停員が思ったとしても、感情パートがあまりに長いと、「めんどくさいな、、、疲れる、、、」「この話いつ終わるの、、、」という気持ちを持たれてしまうでしょうから。

 

 

「こんな被害に遭いました。なのでいくら払ってください。」と、現実的な落とし所も最初から提示しました。

 

 

(3)精神疾患になったという主張はほどほどに

 

 

「相手のせいで精神疾患になった」と主張すれば、確かに精神的苦痛は認められやすそう・・・

 

しかし、親権や面会も争点なら、「こんなメンヘラに子供を任せられない」と切り返されるかも。

 

実際、元夫が精神的苦痛&意識朦朧として救急搬送などを主張してきたので、私がこのように反論しました。

 

 

自分で精神疾患を主張してしまうと、後から「そんなにひどくないです」と言っても、「なんか言ってることが無茶苦茶だなぁ、、、」と調停員からの信用は無くなってしまいます。

 

 

なので私はモラハラ慰謝料を求める際、「相手の言動はひどかったけれど、苦痛に耐えて頑張ってきました!」って感じで通しました。

 

 

 

 

④社会的な圧力をかける

 

 

社会的に圧力をかけるとなれば、相手の悪行を世に暴露する(と思わせる)ことになりましょう。

 

私も何度か頭をよぎりましたが、結局この方法は使っていません。

 

 

スカッと話にはありがちな展開ですが、描かれていないだけで逆に相手から訴えられた判例もあるので、どこまでグレーゾーンを責めるかはよく考えてください。

 

 

参考になりそうな記事を見つけたので、一応貼っておきます。

 

 

《参考》【職場での私生活暴露に対する法的責任(不倫をいいふらされた場合の対応策)】https://www.mc-law.jp/rikon/2599/

 

 

 

 

社会的制裁を与えれば、一時は胸がすくかもしれません。

 

しかし養育費をできるだけ多く回収するという目的に照らすと、相手が降格したり解雇されたりなどでマイナスの影響が出やすいんじゃないかと思うので、おすすめはしません。

 

 

 

 

 

◆結果

 

 

作戦を実行した結果、算定表より月約1万アップ・終期20歳までとなりました。(大学は別途協議)

 

算定表通りの額を18歳までもらった場合より200万以上+2年分の養育費が増えたことになります。

 

「調停めんどくさ・・・」となっている方も、終期までに同等の額を自力で稼げるかと考えてみたら、調停を頑張る方が現実味ないですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらゆる決断に迷ったらここ見て!〜科学的に正しい意思決定の方法〜

 

離婚検討段階の方も調停中の方も、いざ離婚するまでにはたくさんの分岐点があります。

 

自分の選択が正しかったのかどうか、もしかすると死ぬ間際になっても答えは出ないかもしれません。

 

しかしながら、誰しも大失敗して悔やみ続けたくはないでしょう。

 

少しでも判断ミスを減らすべく、今回は科学的に検証された意思決定の方法をご紹介致します。

 

著名なサイエンスジャーナリストである鈴木祐さん(パレオな男https://yuchrszk.blogspot.com/)の記事を多数引用させていただきました。

 

 

私もこれらを活用したことで、弁護士を付けずに善戦できたと思っております。

 

実例を交えて説明致します。

 

それでは参りましょう。

 

 

 

 

 

 

◆論理的思考と直感的思考はどっちが正しい?

 

とある実験にて、意思決定のスタイルと、その選択が正しいのかの評価が行われました。

 

その結果、合理的な意思決定スタイルを持つ人が、もっとも正しい選択をしていると評価されました。

 

一方で、直感的なスタイルを持っている人は、自己採点が高かったわりには、周囲からの評価は低めとのこと。

 

つまり、自己満足な選択で終わっている可能性が高かった、と。

 

 

《参考》https://yuchrszk.blogspot.com/2014/10/blog-post_21.html?m=0#google_vignette

 

 

これを踏まえると、離婚を後悔している人と、全く後悔のない人がいますが、本人の実感だけでは成功か失敗かは分からんということでしょうかね。

 

それは結婚生活にも言えることで、DV受けても夫婦で居続けることが幸せな人もいますし・・・

 

他人からの評価と自己満足度は一致しないこともある――—ということを踏まえ、ここでは一旦冷静に、正しい選択(他人目線でも良い評価)を目指すための方法を探っていきましょう。

 

 

◆オプション消去法

 

たいていの場合、問題を解くための選択肢は2〜3個しかないように感じるもの。これだと、決まりきった解決策しか出せないので、「オプション消去法」を使ってみると吉。具体的には、

 

 

考えうる解決策をすべてリストアップする

そのリストの解決策がすべて使えなかったら?と想像する

リストにない解決策を考えてみる 

 

 

《参考》大事な決断で間違いおかさないための5つのコツhttps://yuchrszk.blogspot.com/2015/01/blog-post_25.html

 

 

例えば、離婚するかどうか迷っている段階の時。

 

・離婚を切り出す

・現状維持で我慢する

・相談する

 

これらが全部つかえなかったら・・・と考えてみましょう。

 

すると、

 

・情報を集める

・離婚した後と現状維持した後のシミュレーションをする 

 

など、もっと良さげな選択肢も出てきます。

 

 

私は産後少したってから元夫の赴任先に転居する予定だったのですが、転居前に離婚も視野に入ってきたため(この時はまだ、離婚はあくまで可能性の一つという程度でした)、オプション消去法を使い、情報を集めるというを選択を取りました。

 

 

この時は離婚の知識ゼロだったので、ざっくりと離婚全般についての解説記事を数本読みました。

 

しかし別居婚という特殊な事情に対応した記事は少なく、弁護士に相談してみることにしました。

 

この時対応してくれた弁護士から、

 

「転居には反対。同居していると裁判に進んだ際に、同居時点までは関係が悪化していなかったとみなされる。親権取得や金銭面で不利になる恐れがある」

 

と助言をもらい、結局私は転居しませんでした。

 

この転居しないという選択のおかげで、後々有利になる場面が増えたのですが、それはまた別の機会にご紹介します。

 

 

とにかくオプション消去法でじっくり考えることによって、直感的に取りがちな行動による失敗(戦略も無しに相手と話し合ったり、周囲に相談したことで情報漏洩が起きるなど)を防げます。

 

離婚は準備が肝心ですから、自動的に熟考する環境を作れるオプション消去法は有効に思えます。

 

 

 

10/10/10テスト

 

 

多くの人が間違った決断をするのは、その場の感情で判断力が狂っちゃうから。 この問題をクリアするには、以下のように自分に問いかけてみると吉。

 

いまから10分後の自分はどう判断するだろうか?

いまから10カ月後の自分はどう判断するだろうか?

いまから10年後の自分はどう判断するだろうか?

 

 

《参考》大事な決断で間違いおかさないための5つのコツhttps://yuchrszk.blogspot.com/2015/01/blog-post_25.html

 

 

 

この時間軸を変えて考えるというやり方を応用し、離婚して1ヶ月後・1年後・10年後の状況をシミュレーションしてみました。

 

離婚前に想像していたのと、実際離婚して1年経過してからの結果が以下。

 

 

離婚前(想像)

離婚後(現実)

1か月後

・手続きで忙しい・ショック受けてる・会社に報告したくない・ひとり親で将来的に子供に影響でないか心配・金銭的に不安

・手続きで忙しい・疲弊してるけど全く悲しくない・調停・弁護士相談・手続きで休む時に配慮してもらえて感謝。

・相場より良い条件で離婚できた達成感

・悪影響(面会交流)をできるだけ減らせた

・金銭的に不安

1年後

・生活が大変。慣れない。・子供に相手のこと聞かれたら対応困る・周囲から気を遣われる

・忙しいが生活に慣れた。・数回聞かれたけど、いないよって言ったら興味なさそうにしてた。・周りから配慮してもらえて助かる・離婚経験者結構いる・金銭的にもどうにかなってる

10年後

現在の生活に慣れた

 

 

 

ご覧のように、現実は想像より大分マシでございました(笑)

 

私は育休中から離婚協議を始め、職場復帰後に離婚しました。

 

仕事もあったし、両親と子供とずっと同居していて、生活が離婚前後で変わりなかったということもあり、離婚のダメージは少ない方だと思います。

 

これが仕事も住居も変わるとなれば、新しい環境へ順応するのも大変でしょう。

 

転居を伴う婚姻・離婚で、現在の生活をどう思うか考えてみました。

 

 

婚姻継続する

離婚する

1か月後

・イライラする・相手の過去現在の言動に納得いかない・問題が先送りされただけ・子供を任せられない など

・金銭的不安・精神的ダメージ・子供に申し訳ない・離婚後の手続きが大変・保活が大変・就活が大変・周りに頼れる人がいなくなる など

1年後

・日々のことも過去のことも許せない・相手に不信感・子供を任せられない・歪な家庭環境を子供が普通のことだと思ってしまう ・周りに頼れる人がいない→漠然とした不安・無職ゆえ離婚のハードルが高い

など

・金銭的余裕はない・忙しすぎる・このまま生活していけるか将来が不安・相手を気にしなくていいからストレスが減った・キャリアアップを頑張る余裕がないなど

10年後

・心が殺伐としていく・子供も家で気が休まらない・相手の不注意、自分優先思考、ごまかしで子供が損害を負う(かもしれないので警戒して神経すり減る)

など

・どうにかあるもので生活している・貧困に慣れてる・子供が欲しい物、やりたいこと遠慮するのが申し訳ない

など

 

 

仮想の家庭ですが、バイアスかかりまくってるのか、離婚した方が幸せそう(笑)

 

思い切った決断が必要な場面もありますが、ぜひ時間軸を変えて想像してみてください。

 

10年後、幸せになっているためにはどんなことが必要か、思いを巡らせるのも良いと思います。

 

考えすぎて行動できなくなっている方も、何十年も先のことを想像してみると、「それだけ経過すれば、さすがにどんな状況でも慣れていそうだなぁ」とゆるく思えるはずです。

 

 

 

◆「WRAP」プロセス

 

決定力! 正解を導く4つのプロセス から抜粋して紹介されています。

 

《参考》より良い意思決定を行うための「WRAP」プロセスを使ってみる

https://yuchrszk.blogspot.com/2013/09/wrap.html

 

 

意思決定の障害となる4つの要素(視野の狭さ・確証バイアス・一時の感情・自信過剰)を克服するために考案

されたのがWRAPプロセスです。

 

1・選択肢を広げる Widen your options 

2・リアリティテスト Reality test your assumptions 

3・いったん距離を置く Attain distance before deciding 

4・失敗に備える  Prepare to be wrong

 

順番に見ていきましょう。

 

1・ 選択肢を広げる Widen your options

 

ハース兄弟いわく「二択で決めた際の失敗率は52%だが、選択肢を広げると32%にまで下がる」ことがわかっているとか。

 

オプション消去法にも通ずるものがあるなぁと感じました。

まずは選択肢を出せるだけ出しておきましょう。

 

 

2・リアリティテスト Reality test your assumptions

 

確証バイアスとは、認知バイアスの一種で、自身の先入観や意見を肯定するため、それを支持する情報のみを集め、反証する情報は無視または排除する心理作用をいいます。

《参考》日本経営心理士協会

https://keiei-shinri.or.jp/word/%E7%A2%BA%E8%A8%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9/

 

確証バイアスを避けるために、あえて自分とは反対の意見について調べてみたり、何人中何人がどうなったのかなどと客観視するのも良いそうです。

 

3・いったん距離を置く Attain distance before deciding

 

人には難しい状況になるほど一時の感情が強くなってしまう傾向があるそうです。

感情に引きずられて、間違った選択をしないよう、即断せずにとりあえず待ってみたり、もし親友が同じ状況の時に何とアドバイスするかと考えるのも良いそうです。

 

10/10/10テストを使うのも良いとのこと。

 

4・失敗に備える  Prepare to be wrong

 

 

熟考しても、決断が失敗に終わるのはよくあること。そこで、あらかじめ「最悪の結果」と「最高の結果」を想定し、その幅のなかでどのレベルの結果が出れば妥当かを考えておくとよし。

 

 

 

 

◆反省会は事前に行う

 

 

こちらも、その場の感情で判断力が狂っちゃうのをふせぐためのテクニック。ことが起きてから反省会を行うの ではなく、プロジェクトを進める前に、いったん「いまから6〜12カ月後に最悪な結果が出てしまった状態」 を想像したうえで、そんな事態をふせぐためにはどうすればいいかを考えてみる。

 

《参考》 大事な決断で間違いおかさないための5つのコツ

https://yuchrszk.blogspot.com/2015/01/blog-post_25.html?m=0

 

個人的に WRAPプロセス 4・失敗に備える Prepare to be wrong の最良と最悪を考える方法と組み合わせて使うのがおすすめです。

 

例えば面会交流(親子交流)が調停で争点になっている場合。

 

子供も特に相手に会いたい希望はないことを前提とすると、

 

最高→調停で面会交流無しと決まる。

最悪→裁判で、毎月など高頻度の面会が、日程・受け渡し方法・面会にかかる費用負担など細かく規定される。

 

といったところでしょうか。

 

 

注目すべきは最高の結果と最悪の結果で、離婚のステージ(調停・裁判)が違うところです。

 

最悪の結果になった時、あなたはどう思うでしょうか?

 

・裁判に進んだので弁護士費用が増えた。離婚成立までの時間も余計にかかった。

・十分な成果が見込めないなら、調停で手打ちにすれば良かった。

・面会交流無し(最高の結果)にこだわらなければ良かった。

・細かい条件(年に3回or4回 受け渡し場所の選択権 費用は折半or全額相手負担など)を譲っておけば良かった。

・間接交流(手紙、プレゼント等のやり取り)を提案すれば良かった

 

・・・と様々思うことでしょう。

 

最悪の結果を想像することで、「裁判には進まない!」という明確なライン引きができました。

 (個別の事情によっては、裁判に進んだ方が条件が良くなる場合もあります)

 

単に「最高〜最悪のどこかで妥協しよう」とするよりも、はるかに戦術がクリアになります。

 

 

 

◆クネビンフレームワーク

 

決断の前に自分を取り巻く状況がどういうものかを観察して、それに合わせた決断方法を選ぶために考え出されたのが、「クネビンフレームワーク」です。

 

アメリカのDARPA(国防高等研究計画局)など、高度な意思決定を必要としている機関が採用し、実際に成果を出している手法です。

 

悩んだ時には、以下の4つの決断のうち、どれに当てはまるか考えてみましょう。

 

・「やるべきことがわかっているけど決断できない(単純=simple)例:ダイエット」

・「どの選択肢がいちばんいいかを決断できない(面倒=complicated)例:引越し、転職」

・「予測できないことだから決断できない(複雑=complex)例:投資、結婚」

・「答えがないから決断できない(混沌=chaotic)例:ずっとこの人生でいいのか?」

 

 

離婚するか悩んでいるなんていうのは、「混沌」 

離婚の意思を固めていたとしても、いつ、どのようになど定まらないので、「複雑」な状況と言えるでしょう。

 

状況の分類が出来たら、次のように変化させていきましょう。

 

 

・「混沌」を「複雑」に

・「複雑」を「面倒」に

・「面倒」を「単純」に

 

このように、どうすればいいのか見当もつかない状況の「混沌」を試行錯誤によって「複雑」に移行させ、仮決めで行動し、学びながら「面倒」にする。

 

そんなふうに決断のルールをあなたの中に増やしていくことで、4つの決断の状況を1ステップずつ軽くしていくことができるのです。

 

《参考》決断をミスする人は状況を4つに整理できてない

https://toyokeizai.net/articles/-/440156?display=b

 

このブログを読んでもらうことで爆速でステップが軽くなると良いのですが(笑)

 

まぁ何かしら情報収集することでも判断材料は確実に増えていきます。

 

良い決断ができる確率が高まっていると信じてトライし続けましょう。

 

 

◆まとめ

 

今回は意思決定の方法についての紹介でした。

 

今まで直観でしか決断できなかった私でも、科学的な意思決定の方法を実践したことで、相場より良い結果で離婚できました。

 

人生の大きな分岐点に立たされた皆様も、戦略・戦術を誤らないようぜひご活用ください。

 

引用元の鈴木裕さんのブログでは、今回紹介した他にも、判断力が鈍る空腹時の決断を避けようとか、正しい情報の選び方など、意思決定に関する記事が多数あります。

 

さらに決断力を向上させたい方はおすすめですよ!

 

 

 

【後半】元配偶者がヤバい奴だった人、絶対作って! 〜遺言書作ってきたのでレポ〜

 

hyssopustan.hatenablog.com

 

に引き続き、遺言書について解説します。

 

 

⑥公正証書遺言書の作り方

 

公正証書遺言書の必要性がわかったところで、次は実際の作り方をお伝えします。

 

 

(1)どうやって作るの?

 

弁護士や司法書士に依頼する方法もありますが、最安なのは公証役場に行って公証人に作ってもらう方法です。

 

公証人は裁判官、検察官、弁護士など、法曹資格を持つ経験者です。

 

公証人に希望の内容を伝えると遺言書に起こしてくれます。

 

 

(2)公証役場で作るには

 

各公証役場のHP等を確認し、遺言書を作りたいと連絡してください。

アポが必要だったり、初回の持ち物を指定されたりします。

 

また、公正証書の作成には、遺言書の内容と無関係の証人が二人必要になります。証人の手配などもあるため、まずは最寄りの公証役場に問い合わせてみましょう。

 

 

 (3)遺言書の内容を決めよう

 

ひとり親の場合、相続人は子供のみです。

 

遺言書に特に記載しなくても、あなたの全財産は子供が相続できます。

 

自分の子供以外にも相続をさせたかったり、内縁の配偶者がいたりなどの事情がなければ、財産については記載不要です。

 

相続させる遺産の金額や遺言書のページ数に比例して料金も上がってしまうため、特段の事情がなければ遺言書に書くのは未成年後見人のことだけで良いでしょう。

 

 

残された方のために、遺言書とは別に財産目録などを作成しておいた方はいいですが、公正証書にまでする必要はないと思います。

 

未成年後見人は複数指定したり、第一候補が死亡したら第二候補へ・・・など条件付きで指定することもできるので、後見人をお願いする方ともよく話し合っておきましょう。

 

 

(4)証人を確保しよう

 

 

公正証書遺言をするためには、遺言者の真意を確認し、手続が適式に行われたことを担保するため、証人2名の立会いが義務づけられています。

 

日本合同公証人連合会より

《参考》公正証書遺言の証人は、どのように手配するのですかhttps://www.koshonin.gr.jp/notary/ow02/2-q11

 

 

証人は、後日争いになった際に、裁判で有効な遺言であることの証言を求められることもあります。

 

うーん・・・そんな面倒を引き受けてもらうのは気が引けますね。

 

さらに、相続人の血縁者や公証人の関係者など証人になれない人もいます。

 

私は頼める方がいないので、公証役場に頼んで証人を紹介してもらいました。

 

 

証人を自分で用意する場合は証人の住民票が必要と言われたのですが、紹介の場合は不要。 立会日のアポも公証役場が取ってくれました。

 

もし自分で証人を確保するなら、公証人役場に必要書類はないか確認した方が良いでしょう。

 

 

ちなみに私が紹介してもらったのは、80〜90代くらいの杖をついた高齢男性と60〜70代くらいの女性でした。いただいた名刺によると、両名とも司法書士とのこと。

 

遺言書はかなり長い何月保管され(遺言者の死亡後50年、証書作成後140年または遺言者の生後170年間保存)、証人は遺言書の効力を証明するためにいます。

 

 

しかしながら、だいぶご年齢・・・

 

遺言書を作ってくれた公証人の方も70代くらいの男性でした。

 

 

うちは子供がまだ小さいので、成人するまでの十数年、持ち堪えられるのか・・・

 

みんな、元気でいてくれ・・・ッッ!!!

 

 

《参考》

  • 公正証書遺言の証人になれる人・なれない人【費用の目安付き】

 https://www.zeirisi.co.jp/souzoku-tetuduki/will-by-notarized-document-attestors/

 

  • 公正証書遺言は、どのくらいの期間、保存されるのですか?

https://www.koshonin.gr.jp/notary/ow02/2-q26

 

 

 (5)遺言書作成にかかった時間・費用

 

私が来所出来ないため、問い合わせから遺言書完成までに1カ月かかりましたが、もしすぐに完成させたいと思えば数日で完成させることも可能でした。

 

問い合わせから遺言書完成までの流れは以下。

 

 

  • 初回相談の予約(持ち物の指定、遺言書完成までの流れの説明、証人紹介の希望の有無など)

 

  • 初回相談 (指定された書類提出、下書き作成、証人紹介依頼、署名日の仮予約、持ち物指定など)

 

  • 署名日予約確認(証人確保済みの連絡受ける)

 

  • 署名日 (遺言書読み上げ、署名、謝礼と書類代支払い、証人の名刺もらう、簡単に遺言書の取扱いの解説受ける、遺言書謄本と遺言書正本を受け取る)

 

お急ぎの場合は公証役場に大体のスケジュール感を確認すると良いでしょう。

 

 

続いて、費用は合計44,750円でした。

 

・書類作成費(カード可) 24,750円

・証人の謝礼(現金のみ) 1人1万円 ×2人→合計️2 万円

 

 

遺言書の作成費用は、私の地域では弁護士だと10万〜。司法書士だと7万〜くらいです。この金額に証人への謝礼、交通費、公証人手数料なども追加されていきます。

 

弁護士の料金表をざっと見た感じでは、どこに依頼しても総額は20万近くかかりそうでした。

 

5万弱で作成できる公証役場が圧倒的に安くてお得です。

 

 

冒頭でも説明しましたが、公証人は裁判官、検察官、弁護士など、法曹資格を持つ経験者です。記載の内容も難しくないので、お任せして大丈夫でしょう。

 

 

⑦未成年後見人の手続き方法

 

実際に役所で未成年後見人として手続きする方法は①いつまでに ②だれが ③どこへ ④何を持ってきて ⑤どのように 行うのか確認しておくと良いでしょう。

 

私も問い合わせてみたのですが、役所もあまり経験がないからなのか、最初はあやふやな回答しか得られませんでした。

 

自治体によって多少の差はあるでしょうが、私のところは以下のような感じ。

 

①遺言書の効力が発生する日(親権者死亡日)から10日以内に

 

②未成年後見人になる人が

 

③窓口へ(うちはたぶん戸籍係)

 

④遺言書謄本を持っていき

(この方は謄本と言っていましたが、正本でもOK)

 

⑤「未成年後見開始届」を提出する。

(未成年後見開始届は役所に置いてあるそうです)

 

 

これらの手続き後に窓口で審査が行われ、戸籍に遺言書の内容が登録されるとのことでした。

 

この審査はあくまで書類が正しいかどうか(遺言書の形式が問題ないかなど)の審査であって、書類の内容については審査されないそうです。

 

 

Q手続き期限の10日を過ぎたらどうなるの?

 

「失期通知」なるものを書かされて、それが簡易裁判所に送られます。

→裁判所の判断で過料が課されることがあります。

 

遺言書自体は有効なのでそのまま手続きはできます。

 

 

Q遺言書を紛失してしまった。

 

正本も謄本も公証役場で再発行してもらえます。

 

《参考》公正証書遺言の「原本」「正本」「謄本」の違い

https://www.kamiookalaw.com/?blog=blog-2985

 

 

⑧おまけ

 

  • 遺言書不要の人もいる

 

実際に遺言書を作るまでは完全にすっぽ抜けていた視点ですが、遺言書が必要になる期間 を考慮して依頼するかどうか決めれば良いと思います。

 

 

子供が成人間近なら遺言書自体不要ですし、子供がある程度の年齢なら、後見人も本人の意思を汲んで選任されます(選任依頼の手続きは面倒だけど・・・)。

 

遺言書が必要なのは、本人の意思が伝えられなかったり、たとえ意思が強くても本人の意思だと見なされない幼児の場合などです。

 

 

  • 「実際に遺言書を作ってる人は少ない」

 

【前半】にて、そう書きましたが、これにはちょっとだけ裏付けがございます。

 

私が最初に危惧していたのは調停中に私が死亡することです。

 

遺言書があってもなくても、離婚する前に死亡したら、親権も財産も配偶者に取られてしまいます。

 

どうにかならないかと法律事務所を渡り歩き、子供の財産を奪われないための方法を聞いて回っていました。

 

そこで離婚に使える方法として、公正証書遺言を使い、元配偶者にバレず未成年後見人になってもらう方法を知りました。

 

とある弁護士からは「そこまでやってる人見たことない」と言われました。

 

確かにとても有用性が高い方法にも関わらず、検索しまくっていた私の包囲網にもかかりませんでした。

 

でも逆に、ここまでやりきればどんなヤバイ奴でも手出しできないんです。

 

5万弱で親権と全財産に保険をかけられるので、無事離婚成立された皆様は是非ご活用くださいませ。

 

 

【前半】元配偶者がヤバい奴だった人、絶対作って! 〜遺言書作ってきたのでレポ〜

ひとり親なら誰でも一度は考えたことがあると思いますが、自分が死んだ後子供はどうなるのか・・・

 

もしもに備えて自分の両親や信頼できる人に相談している人もいるかもしれません。

しかしながら"遺言書"を作成している人はそう多くないのではないでしょうか。

 

「相続人は子供だけだから、別に遺言書なんか作らなくても良くない??」

 

 と思うのは甘いです!

 

今回は元配偶者がヤバい奴だった人ほど知って欲しい、“遺言書”について紹介します。

 

親族に迷惑をかけたくない方 もぜひご覧ください。

 

それでは参りましょう。

 

【前半】

 

 

【後半】

⑥公正証書遺言書の作り方

(1)どうやって作るの?

(2)公証役場で作るには

(3)遺言書の内容を決めよう

(4)証人を確保しよう

(5)遺言書作成にかかった時間・費用

 

⑦未成年後見人の手続き方法

⑧おまけ

 

 

①遺言書は何のために作るのか

 

ひとり親の場合、法定相続人は子供だけなので、(相続手続きは親戚などの手を借りるとしても)財産は子供だけが相続します。

 

一見すると対策不要に思えますが、子供が未成年の場合は油断するなかれ。

未成年者の財産を管理できるのは、子供自身ではないからです。

 

未成年者の財産は親権者または未成年後見人が管理します。

 

つまり元配偶者が親権者になってしまうと、あなたの遺産を自由に使えるのは元配偶者ということになります!

 

元配偶者は、お金を子供のために適切に管理運用するタイプでしょうか?

それとも子供の財産を奪い尽くすタイプでしょうか?

 

後者であるならあなたがやるべきことは一つです。

 

遺言書で未成年後見人を指定してください。

 

《参考》離婚後に親権者が亡くなった|親権者変更や未成年後見人手続きの流れ

https://yokohama.vbest.jp/columns/divorce/g_custody/3860/#:~:text=%E8%A6%AA%E6%A8%A9%E8%80%85%E3%81%8C%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%81%97%E3%81%9F,%E3%81%AB%E7%94%B3%E3%81%97%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%82%8B%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 

 

②未成年後見人とは何か

 

未成年後見人とは,未成年者(未成年被後見人)の法定代理人であり,未成年者の監護養育,財産管理,契約等の法律行為などを行います。

 

裁判所の説明だとこのようになります。

つまりは親権者と同じことが他人でもできるようになるということです。

 

 

③未成年後見人を指定しておかないとどうなる?

 

遺言により未成年後見人の指定がない場合には、未成年者本人またはその親族その他利害関係人が家庭裁判所に請求することにより、家庭裁判所が未成年後見人を選任します

 

(未成年では相続手続きもできないし、その後の生活でも代理人が必要なので、未成年後見人をつけないわけにはいきません。)

 

家庭裁判所において、未成年後見人が選任されるときは、未成年者の年齢、心身の状態並びに生活及び財産状況、未成年後見人となる者の職業及び経歴並びに未成年者との利害関係の有無、未成年者の意見、その他の一切の事情が考慮されます。

 

この裁判所が選任する過程において、元配偶者にもあなたが死亡したことが知られる可能性があります。

 

あなたの遺産が手に入るとなれば、元配偶者は親権者になろうとするかもしれません。

 

そしてこの選任してもらうまでの手続きも手間や時間がかかるので、親族等の負担となることでしょう。

 

円満離婚された方でも、死後に周囲に迷惑をかけたくないのであれば、遺言書の作成をおすすめします。

 

《参考》母子家庭、親権者が死亡したら子供の親権はどうなる?

https://www.ben54.jp/column/family/724

 

 

④公正証書遺言書を作るべし!

 

 

 元配偶者に親権を渡したくないのであれば、元配偶者にバレないうちに、あなたの親族等に未成年後見人になってもらいましょう

 

 

この "バレないうちに"というのは、あなたが死亡したことが知られると、元配偶者が親権者変更の申立てをしてきたり、裁判所が未成年後見人の選任をする際に名乗り出てきたりと厄介だからです。

 

 

親権者の変更がそうそう認められないように、一度未成年後見人に選任されれば、後から元配偶者が親権者変更の調停を申立てられても、変更される可能性は低いです。

 

さらに親権者が変更されるまでには調停→審判と時間がかかるため、元配偶者もそこまでは粘らないかもしれません。

 

つまり、いち早く未成年後見人になってもらうのがベストというわけです。

最短で未成年後見人となるために必要なのが"公正証書遺言書"です。

 

《参考》親権者変更調停

https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_07_10/index.html

 

 

⑤遺言書について〜公正証書遺言書のメリット

 

遺言には大きく分けて3種類、公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言があります。

 

基本的に、遺言書は家庭裁判所の"検認"を受けなければなりません。

 

裁判所のHPには以下のようにあります。

 

 

  • 遺言書の保管者又はこれを発見した相続人は,遺言者の死亡を知った後,遅滞なく遺言書を家庭裁判所に提出して,その「検認」を請求しなければなりません。
    なお,公正証書による遺言のほか,法務局において保管されている自筆証書遺言※に関して交付される「遺言書情報証明書」は,検認の必要はありません。

 

  • 「検認」とは,相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせるとともに,遺言書の形状,加除訂正の状態,日付,署名など検認の日現在における遺言書の内容を明確にして,遺言書の偽造・変造を防止するための手続です。遺言の有効・無効を判断する手続ではありません。

 

《参考》遺言書の検認

 https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_17/index.html

 

 

・・・というわけです。

 

先程遺言には3種類あると言いましたが、もっと細かく見てみると、検認手続きが必要なものと不要なものがあるのです。

 

裁判所での検認手続きが必要なのが

 

  • 法務局での保管制度を利用していない「自筆証書遺言」
  • 「秘密証書遺言」

 

検認不要なのが

  • 「公正証書遺言」
  • 法務局での保管制度を利用している「自筆証書遺言」

です。

 

検認手続きの詳細は参考リンクから見られますが、先に言っとくと、めちゃくちゃ面倒です!

 

「相続のスタート地点からこんなんやってられないよなぁ~」と、流れを見るだけで私は疲れてきました。

 

こんな大変な手続きはスキップするに限ります。

 

 

検認手続き不要な遺言書は「公正証書遺言」または 法務局での保管制度を利用している「自筆証書遺言」の2つです。

 

「どっちを選んだらいいの?」と迷う必要はありません。

 

公正証書遺言書を作りましょう!

 

 

先程は触れませんでしたが、裁判所のHPには検認手続きについて、「遺言の有効・無効を判断する手続ではありません。」とはっきり書いてあります。

 

検認が通ったからと言って、遺言書が有効とは限らないのです。

 

遺言書が無効になる事態を避けるためにも、必ず有効な遺言書を用意することが大切です。

 

公正証書遺言書は公証人(弁護士や司法書士など)に依頼して作成してもらうので、確実に有効です。

 

対して自筆遺言書は自分で作るため、無効となってしまうリスクがあります。

 

 

わざわざお金を払って無効な遺言書を保管してもらうこと自体ナンセンスですし、遺言書が無効になってしまうと、未成年後見人の選任に関わる手続きを親族等にしてもらわないといけません。

 

何より、裁判所が適切な後見人を選べるとは限らないため(元配偶者が親権者になるかもしれない)、ぜひ生前対策として公正証書遺言書を作り、あなたの信頼できる人を指定してください!

 

まとめると、公正証書遺言書は

 

迅速に(遺言書の検認手続き・家栽の選任手続きが不要)

確実に(遺言書が無効になることはない、自分の選んだ人を後見人にできる)

未成年後見人となるための必須アイテムというわけです。

 

《参考》

  • 遺言書の「検認」とは?検認前の注意点を弁護士がわかりやすく解説

https://www.authense.jp/souzoku/column/a-will/104/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=souzoku&gad_source=1&gad_campaignid=20962450490&gbraid=0AAAAAoLgsBtTrxLah0OOzKAqaaGZqVi6X&gclid=CjwKCAjw3f_BBhAPEiwAaA3K5Idc1WpbuT9zuJOISPNlLNUt0s_v2a8Bk4PMukLfr_IEysloL0sDMhoCVvIQAvD_BwE

 

  • 自筆証書遺言と公正証書遺言の違いとは?検認は必要

https://www.authense.jp/souzoku/column/a-will/47/

 

  • 親権者を変更できる?条件や必要な手続きを弁護士が解説

 https://www.daylight-law.jp/divorce/qa/shinkensyahenkou/

 

 

後半につづきます→

 

 

 

 

 

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広告配信

サービス名:楽天アフィリエイト

会社名:リンクシェア・ジャパン株式会社

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・Cookie等の情報

 

・IPアドレス、端末情報

 

・利用環境・広告識別子

 

・閲覧履歴、日時

 

・ブラウザ、OSの種類

 

利用目的:広告配信の最適化、サービスの開発と改善、広告配信による成果の計測および不正行為の防止

 

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その他アフィリエイトサービス

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1.利用目的

成果報酬型広告またはクリック型広告の効果計測および不正行為の防止

 

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・広告の表示日時

・広告のクリック日時

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・A8 / 株式会社ファンコミュニケーションズ

・もしもアフィリエイト / 株式会社もしも

 

SNSのソーシャルプラグイン

 

当サイトでは、以下のSNSのソーシャルプラグインを導入しております。

※参照

■個人情報保護委員会

https://www.ppc.go.jp/news/careful_information/sns_button_life/ 

 

1.利用目的

ユーザーの利便性の向上および集客のため

 

2.送信される情報内容

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・ブラウザの情報、識別子

 

3.サービス名/会社名(プライバシーポリシー)

・Meta Platform,Inc. 

・はてなブックマーク / 株式会社はてな

 

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